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人類対インフルエンザ 朝日新書
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人類対インフルエンザ 朝日新書

トムクイン【著】, 山田美明, 荒川邦子【訳】

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人類対インフルエンザ 朝日新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2010/01/12
JAN 9784022733146

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商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

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2020/06/02

人類とウイルスの長い戦い。 古代から中世にかけて、特にヨーロッパでは宗教観などと合わせて天罰などの畏怖の対象となってきた。 中世になり、効果はないが放血による治療など、ウイルスに対して抵抗や、症状に対する知見を高めていく。 近代になり、電子顕微鏡などによりウイルスを実態として捉え...

人類とウイルスの長い戦い。 古代から中世にかけて、特にヨーロッパでは宗教観などと合わせて天罰などの畏怖の対象となってきた。 中世になり、効果はないが放血による治療など、ウイルスに対して抵抗や、症状に対する知見を高めていく。 近代になり、電子顕微鏡などによりウイルスを実態として捉えることができるようになったのは、100年程のこと。 戦争や民族の大移動など、ひとが動けばウイルスも一緒に動く。開かれた社会の副産物の様な気もします。 スペイン風邪の恐ろしさやパンデミックの恐ろしさ。コロナウイルスで改めて、歴史は繰り返すた言うけど、長い歴史の中で確実に進歩してきている感じはしました。

Posted by ブクログ

2020/04/05

インフルエンザを含む感染症の歴史について綴った一冊。 2010年初版と若干古いものの、今の新型コロナにも通じるところがあり、勉強になった。

Posted by ブクログ

2013/04/24

何年か前の新型インフルエンザのときには、ハデな検疫もして話題になっていたけど、最近はそれほどでもない。喉元過ぎる前に熱さを忘れるといわれる国民性か、メディアの特性か。PM2.5なんかも、来年は飽きちゃうんだろうなあ。さて、そんなわけでインフルエンザの勉強。 ウイルスという概念が見...

何年か前の新型インフルエンザのときには、ハデな検疫もして話題になっていたけど、最近はそれほどでもない。喉元過ぎる前に熱さを忘れるといわれる国民性か、メディアの特性か。PM2.5なんかも、来年は飽きちゃうんだろうなあ。さて、そんなわけでインフルエンザの勉強。 ウイルスという概念が見つかるまでの悪戦苦闘は悲劇ながらも滑稽でもあるが、しかし最後の審判ではと思うほどの流行を見せたといわれると、今の世ではかえって酷いパニックになるのだろうと想像する。第一次大戦の倍以上の人の命を奪ったスペイン風邪も、歴史的な重みから大戦に比べて文献が少ないのだそうだ。僕も流行った、ぐらいにしか認識していなかった。しかし強い免疫力はその強い反応がかえって仇になるサイトカイン・ストームがおき、死者のほとんどは健康な若い人で、突然倒れて死んでしまうほどの強毒性だったのだという。 僕はインフルエンザなど免疫力をつけておけばいい、予防接種なんかうけない派だったのだけど、これでいいのかな…。やはり世界は、たまたま今の状態なのだ。

Posted by ブクログ