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司馬遼太郎と寺社を歩く 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | 『坂の上の雲』で〈宗像の御神島であるためいまでも女人禁制で、男子のみが住んでいる〉と書かれた沖の島。対馬海峡に浮かぶ小さな島は、現在も祭礼以外立ち入れない神域。本書では司馬作品で書かれた全国三十三の寺社を、抜粋した文章とともに紹介し、寺社の歴史・見どころを伝える。 |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2010/01/13 |
JAN | 9784334747213 |
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司馬遼太郎と寺社を歩く
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
司馬先生の長編短編の舞台になった寺社の本文を紹介し、現地を訪ねて現状はどうか、作品中の年代ではどうだったか、建物の歴史的意義付けなど。先生の著作とは言い得ないが、歴史マニアには現地ガイドとなろう。木造建築は焼失と再建を繰り返す、東大寺は宝永年間に再建されたが奈良時代の2/3の規模...
司馬先生の長編短編の舞台になった寺社の本文を紹介し、現地を訪ねて現状はどうか、作品中の年代ではどうだったか、建物の歴史的意義付けなど。先生の著作とは言い得ないが、歴史マニアには現地ガイドとなろう。木造建築は焼失と再建を繰り返す、東大寺は宝永年間に再建されたが奈良時代の2/3の規模にすぎないという。そのころ豊富な天然木の大木があったということか。戦国時代は小説の宝庫、何度も舞台になった大阪城は、徳川家康が破却して本来の姿ではないが、それ以前は難攻不落の本願寺で、さすがの信長も政治交渉で籠絡するしかなかった。
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北は北海道から南は九州まで、司馬作品の舞台となった寺社を紹介する。各作品の一部を引用しているが、既読の作品でも引用部分を憶えていず、ある意味新鮮な読書となった。寺社というのは、宗教的な面だけではなく、現在と過去をつなぐタイムマシンのようだ。
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