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漢籍伝来 白楽天の詩歌と日本
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漢籍伝来 白楽天の詩歌と日本

静永健【著】

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漢籍伝来 白楽天の詩歌と日本

定価 ¥3,080

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 勉誠出版
発売年月日 2010/01/20
JAN 9784585054450

漢籍伝来

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商品レビュー

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2012/04/19
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日本人に最もよく読まれた漢籍であり、古代日本文学に絶大な影響を与えた『白氏文集』。 中唐の詩人・白居易(白楽天)の詩歌が日本に受け入れられてゆく過程が描かれています。 漢籍が最初に日本に入ってきた経緯、『竹取物語』などの日本文学に与えた影響、そしてその担い手として菅原道真の文学の分析など。 『竹取物語』の素材は楊貴妃の物語? 当初は「黄葉」と書かれていた"もみぢ"、"こうよう"が「紅葉」となったのは何故? 平安時代までの文人たちは殆どが「歌人」とされ、和歌ばかりが紹介されていますが、実は漢文学の素養もあり、漢詩も作っていた点が指摘されています。 菅原道真の役割の大きさが語られていますが、他にも同時代の大江千里、さらには後世の清少納言や藤原公任、藤原定家も。 彼らの和歌にも、白楽天その他の漢文学を素材としたものが少なからずあります。  東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 主無しとて 春な忘れそ 菅原道真の代表的な和歌も、白楽天の「尋陽春三首 春生」が素材となっています。 さらに、白楽天の「春江」の一句をそのまま和歌にした、大江千里の一首を紹介したいですw  うぐいすの 鳴きつるこゑに 誘はれて 花のもとにぞ 我は来にける  (鶯聲誘引來花下) 本来は中国文学である『白氏文集』は、日本人の古典でもあります^^ ただし本書の難点は・・・、文章が長い! 普通なら二つか三つの文章に分けて述べるような幾つかの事柄を、強引に一つの文章にまとめて全部言い切ろうとしてるから、チョト読み辛いところも(^O^; ニン、トン♪

Posted by ブクログ

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