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源氏物語(文庫版) まんがで読破
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | イースト・プレス |
発売年月日 | 2010/02/10 |
JAN | 9784781603131 |
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源氏物語(文庫版)
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商品レビュー
3.2
18件のお客様レビュー
登場人物の顔、特に女性は似ているので少し区別つきにくいが、だいぶ物語を簡略化して全体の相関図がわかりやすいように整理されて、復習になった。源氏のどうしようもなさと振り回される周りの女性達の困りっぷりがコミカル。
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藤壺の宮は先帝の姫君だったのか。最初から桐壺でなく藤壺を入内させていればよかったのに…そうしたら、源氏物語も始まらないけど。 藤壺への失恋のショックを癒すために、あんなに次々と新しい女性に手を出したの?執念深いな。父親と女性を取り合うなんて、ツルゲーネフの『初恋』を思い出してし...
藤壺の宮は先帝の姫君だったのか。最初から桐壺でなく藤壺を入内させていればよかったのに…そうしたら、源氏物語も始まらないけど。 藤壺への失恋のショックを癒すために、あんなに次々と新しい女性に手を出したの?執念深いな。父親と女性を取り合うなんて、ツルゲーネフの『初恋』を思い出してしまう。あの話も最悪だった。 光源氏の行動の、マジでこいつあり得ないとしか言いようのない行動は、うまいことぼかされたりカットされている。それでも隠し切れないダメさを光源氏からだいぶ感じる。 藤壺は桐壺の身代わりで、紫の上は藤壺の身代わり。 光源氏は(この漫画の中では)帝が愛しているのは本当にあなたなのかと藤壺に迫ったけれど、光源氏も妻に対して父親と同じことをしている。 柏木と三宮の息子で、表向きは光源氏の次男ということになっている薫も初恋の人(大宮)の面影を中の君(大宮の妹で友人で親戚の匂の君の妻)に求めている。 平安時代は元恋人の面影を別の人に求めるというのが流行っていたの? そういえば、菅原孝標娘が書いたと伝えられている『浜松中納言物語』も唐で出会った妃の妹に帰国してから出会って、元恋人の面影を見て片思いしてたし(のちに失恋)、それに紫式部の身近にいたはずの和泉式部の書いた『和泉式部日記』はまさに失った恋人の面影をその弟に見ることから始まる恋だった。 和泉式部は死んだ人より生きてる人を優先するけど。うん、『和泉式部日記』での和泉式部は、もうちょっと死者を悼んだらと言いたくなるほど死者への思い入れが少なく見えた。 『和泉式部日記』が成立したのは、和泉式部が弟宮と死別してしばらく経ったころらしいので、兄宮を失った痛手よりも、弟宮を失った痛手の方が強くて、兄宮への気持ちが浅く見えたのかもしれないけれど。 こうして書いていると、なんだか源氏物語の成立過程が気になってきた。 なんだか『浮舟』のラストは良い話風だったけど、実際の原作ではどうだったんだろう?
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源氏物語ってこんなに面白いんだ!と気付かせてくれた。 もっと私を見て!とか、 なぜ私を見てくれないの などなど 平安の世から愛しい人だからこそ生じ得る気持ちは変わらないのだと思った。 学生の時に読みたかったな〜
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