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なぜ私だけが苦しむのか 同時代ライブラリー349
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なぜ私だけが苦しむのか 同時代ライブラリー349

H.S.クシュナー(著者), 斎藤武(著者)

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なぜ私だけが苦しむのか 同時代ライブラリー349

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1998/07/18
JAN 9784002603490

なぜ私だけが苦しむのか

¥605

商品レビュー

3.6

5件のお客様レビュー

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2019/03/23

神を信じる、神はいるという考えを前提として悲しみや怒りと向き合う方法を教えてくれる一冊。神の有無を論じるというより、神というシステムを駆使して如何に不公平な世界を少しでも前向きに生きていくかを提案してくれる。いくつか同意しかねる部分はあれど、無神論者(というか不可知論者)の私でも...

神を信じる、神はいるという考えを前提として悲しみや怒りと向き合う方法を教えてくれる一冊。神の有無を論じるというより、神というシステムを駆使して如何に不公平な世界を少しでも前向きに生きていくかを提案してくれる。いくつか同意しかねる部分はあれど、無神論者(というか不可知論者)の私でも、神という存在が絶望に在る人の助けになることを理解できたので、宗教に対して懐疑的な人こそ読んでみてほしい。

Posted by ブクログ

2009/01/21

神に仕えているひとが書いた、運命についての本。 なんで自分がこんな目に遭うんだ、なにか悪いことをしたか、という疑問に対する本。 著者いわく、神が罰を与えているわけではない。神はひとりの人間に、不運をプレゼントする力はない、とあった。 万人を見ているはずの神が、ひとりの人間に対し...

神に仕えているひとが書いた、運命についての本。 なんで自分がこんな目に遭うんだ、なにか悪いことをしたか、という疑問に対する本。 著者いわく、神が罰を与えているわけではない。神はひとりの人間に、不運をプレゼントする力はない、とあった。 万人を見ているはずの神が、ひとりの人間に対しわざわざ苦難をあたえるだろうか?というのがその理由だ。 だから、不運なことがあってもただの自然現象であって、それは神の意志ではない。 それなら、神に対して怒ったり、神の罰だと思いながらおびえることはやめよう。 そして、神に助けをもとめる。祈ることができる。   余談 下の文章を読んで、同じことを考えている自分がいた。 自分は無宗教ではあるけど、信仰心はあるんだということがはっきりとした。 自分が信じているのは、「実力の分だけ、成功する確率が高くなるという世界の仕組み」だ。 それを信じているから、いまのところ特に不安にもおそわれず、不自由なく過ごしているのだと感じる。 (前略)  ですから、神よ ただ祈るのではなく 力と決断と意志をのみ われらは祈り求めるのです。

Posted by ブクログ

2009/01/04

わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: この本がスゴい2008 http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2008/11/2008-5e16.html ひとサマに向かって命令口調で上から目線で、「ぜったい読め!」という本は、あまりな...

わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: この本がスゴい2008 http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2008/11/2008-5e16.html ひとサマに向かって命令口調で上から目線で、「ぜったい読め!」という本は、あまりない。なぜなら、シュミも考え方も違うあなたに、「ぜったい」なんてないのだから。  けれども本書は例外だ。「たったいま、ぜったい読んでおけ」と言い切れる。なぜなら、あなたの人生は平凡で順風である保障はないから。トラブルも悲劇も無縁なままだとは限らないから。耐えられないほど辛いめにあったとき、心が壊れそうな気持ちにとらわれたとき、本書のことを思い出してほしい。ひょっとすると、そんなときはほぼ錯乱して書名すら覚えていないかもしれない。  だから、いまのうちに読んでおいて欲しい。そう断言できる。本書はあなたの保険になるんだ。  心に痛みを抱きながら、日々なんとかしのいでいる人がいる。あるいは、「なぜ私がこんな酷い目に遭うのか?」と悲嘆に暮れている人がいる。突然、わが身に降りかかった災厄──病や事故、わが子や配偶者の死──から立ち直れない人がいる。そんな人にとって、伝統的な宗教はあまり役に立っていない。「神がいるというのに、なぜ、善良な人に悪いことが起きるのか?」 この問いかけに答えたのが本書。  そんな人びとにとって、いちばん重要なのは、ただ「あなたは一人じゃない」と伝えることだという。ただ、一緒にいて、黙って聞いてあげる。苦しむ人がなんの罪もなく、何のいわれもなく不幸に見舞われていることを認めてあげる。時には、そうした不条理そのものを共に苦しみ、共に怒りを燃やすこと。そして、「あなたは孤独ではない」と伝えること――そこに至るまでの思考が、著者自身の辛い経験を交えて語られる。  本書は、苦しいことにであったときの「処方箋」ではない。苦しいことは避けることもなくすこともできないのだから(できる程度の苦しみなら本書は不要)。本書は、苦しいことにどう応ずればよいのか、そのヒントを与えてくれる。自分の人生のなかで、ゆっくりと読んで使って欲しい。もちろん、本書が役立たないような人生なら、これほどありがたいことはないのだが…  これを教えてもらったのはfinalventさん、ありがとうございます。「○○がいいなら△△を読め」なんて、finalventさんの十八番ですな。

Posted by ブクログ

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