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ドン・キホーテ 全6冊(訳者:牛島信明) 岩波文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | //付属品~外箱付 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2001/07/01 |
| JAN | 9784002010588 |
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ドン・キホーテ 全6冊(訳者:牛島信明)
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ドン・キホーテ 全6冊(訳者:牛島信明)
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商品レビュー
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キハーダ。男。ラ・マンチャ地方の村出身。50歳。痩せ顔。早起き。騎士道物語を読みすぎて、妄想と現実の区別がつかなくなり、自らを「ドン・キホーテ」と名乗り、厚紙と針金で作った鎧兜に身を固め、ガリガリの馬にまたがって遍歴の騎士に。各地を冒険して、手柄を立て、名誉を得たい▼名もないやせ...
キハーダ。男。ラ・マンチャ地方の村出身。50歳。痩せ顔。早起き。騎士道物語を読みすぎて、妄想と現実の区別がつかなくなり、自らを「ドン・キホーテ」と名乗り、厚紙と針金で作った鎧兜に身を固め、ガリガリの馬にまたがって遍歴の騎士に。各地を冒険して、手柄を立て、名誉を得たい▼名もないやせ細った馬、ドン・キホーテにとっては「駿馬(足が速くて強い馬)ロシナンテ」。近くの村に住む口が臭い田舎娘(アルドンサ)、ドン・キホーテにとっては「遍歴の騎士が愛を捧げる貴婦人ドゥルシネーア姫」。ボロい宿屋、ドン・キホーテにとっては「城」、宿屋の主人は「城主」。ドン・キホーテは「城主」から騎士に叙任してもらう。1回目の旅、妄想から道行く人を槍で襲い、返り討ちに合ってボコボコにされ、村に帰る▼サンチョ・パンサ。ラ・マンチャ村の農夫。ぽっちゃり。飲み食いが好き。争いはきらい。誠実な人柄。読み書きはできない。金目のモノはほしいが、名誉に興味はない。ドン・キホーテから「手柄を立てれば、領地(島)を与える」と言われ、遍歴の旅(2回目)についていくことに。風車を巨人だと思って攻撃をしかけるドン・キホーテに「あれは巨人ではなく、ただの風車ですぜ」。旅する修道士たちを「姫を連れ去る妖術師たち」だとして襲い掛かるドン・キホーテに「おれたち、いずれ捕まって牢獄に入れられますぜ」。ドン・キホーテは羊の群れを「軍勢」だとして突撃、羊飼いから石を投げられて落馬。サンチョはドン・キホーテが「私は山中で苦行に入る」と言い出したので、いったん村に連れて帰る▼ドンキホーテは自らの遍歴の物語が出版されたと聞いて、大喜び、再び旅に出ることに。3回目の旅ではまずドゥルシネーア姫に会いに。サンチョが連れてきた「姫」はただの田舎娘だったが、ドン・キホーテは「自分には呪いがかけられていて、姫の美しさが目に映らないのだ」と納得する。ドン・キホーテは百獣の王ライオンと対決するが、ライオンはドン・キホーテを無視して眠ったまま。ライオンに「勝利」ということで、「ライオンの騎士」を名乗る。しばらくして、サンチョは出版されたドン・キホーテ物語のファンである侯爵夫婦から気に入られ、島を与えてもらう。サンチョはドン・キホーテの元を去り、領主となるが、領主のつまらない仕事に嫌気がさして、ドン・キホーテの元に帰る。ある日、銀月の騎士を名乗る男(サンソン・カラスコ)から決闘を申し込まれたドン・キホーテだったが、あっけなく負けてしまい、失意の中、村に帰る▼ドン・キホーテ、病に倒れる。病床で正気を取り戻したドン・キホーテは、サンチョに「私のおかしな旅に付き合わせてしまい、申し訳なかった」と詫びる。サンチョは涙ながらに「まだ旅は終わってませんよ」と訴えるが、ドン・キホーテ、安らかに永眠。ミゲル・デ・セルバンテスCervantes『ドン・キホーテDon Quijote』1605 ◆ドン・キホーテ「辛い記憶も時間とともに消え、いかなる苦痛も死が癒してくれるのだ」。サンチョ「そりゃそうですよ。時間(の経過)と死をこえる不幸はないんだから」。1-15 ◆恐怖心が人の感覚を狂わせ、物事をありのままに見えないようにしてしまう(ドン・キホーテ)。1-18 ◆あなたの仲間を見れば、あなたがどういう人間か分かる。 ◆富を失う者は多くを失う。友を失う者はさらに多くを失う。勇気を失う者は全てを失う。 ◆好運は失うまで気づかない。 ◆たとえ家畜の群であっても、統べることは素晴しいことである。 ※セルバンテスは続編でサラゴサへ向かう旅を考えていたが、偽の続編が出回り、サラゴサに向かう話だったので、急遽バルセロナに向かう旅に変更。メタフィクション ++++++++++++++++ 因習だらけの村で抑圧される女。フェデリコ・ガルシア・ロルカLorca『血の婚礼』1933 ※スペイン 因習だらけの村で抑圧される女。フェデリコ・ガルシア・ロルカLorca『ベルナルダ・アルバの家』1936
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5億部以上の売上で単一書籍においては世界で最も売れた不朽の名作。 騎士道物語を読みすぎて現実と空想が入り混じり、狂気的な行動を繰り返すドンキホーテと愉快なお供サンチョのコンビは最高に面白い。 当時の人がこの本を読んでゲラゲラ笑っていたのは現在も読まれる何よりの証拠だろう。
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集英社版 世界文学全集3 初めて最初から終わりまで読んだ。 約500年前に書かれたものとは思えない風刺、今に通ずる。 ほとんど狂人なんだけど、憎めない。 信念の貫き具合は尊敬する。
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