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太平洋戦争、七つの謎 官僚と軍隊と日本人 角川oneテーマ21
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
| 発売年月日 | 2009/12/10 |
| JAN | 9784047102224 |
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太平洋戦争、七つの謎
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太平洋戦争、七つの謎
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商品レビュー
3.6
8件のお客様レビュー
太平洋戦争に関する新たな視点を提供し、戦争の開戦決定や終戦の背景に迫る内容が特徴です。著者は、官僚が開戦を決定したことや、特攻という非道な戦術の実態を通じて、戦争の真実を明らかにします。戦場体験と戦争体験の違いに着目し、兵士の視点から戦争を捉えることで、これまでの戦後民主主義的な見解に異なる色合いを加えています。また、著者の分析はジャーナリストの随想として展開され、説得力を持ちながらもクリアカットなシナリオを提示します。戦争の決定過程や帝国軍の状況に対する驚きと疑問が浮き彫りになり、歴史を学ぶ重要性を再認識させる一冊です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
タイトルの七つの謎を史実のミステリと受け取ると肩透かしを食う。開戦を決めたのは官僚で、人間を武器とした特攻の非道さを説き、天皇の聖断により終戦となったとのオーソドックスな戦後民主主義的太平洋戦争観が語られる。 戦場体験と戦争体験との違いへの拘りに見られるとおり、著者は一貫して兵士...
タイトルの七つの謎を史実のミステリと受け取ると肩透かしを食う。開戦を決めたのは官僚で、人間を武器とした特攻の非道さを説き、天皇の聖断により終戦となったとのオーソドックスな戦後民主主義的太平洋戦争観が語られる。 戦場体験と戦争体験との違いへの拘りに見られるとおり、著者は一貫して兵士の視点から戦争を見ている。終戦の聖断でも天皇が「軍を切り捨てた」と明言するところには盟友・半藤一利の戦争観と微妙に色合いを異にするように思える。 講演の書き起こしである。
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「戦場を知らない人が戦争を語る言は、どこか観念的であり、道徳的である」。この言葉が示す様に、現代に生き戦争史を語る多くの人々は戦場も戦争も経験していない。一昔前なら、当時の参謀クラスや司令官クラスが戦後に自身の経験や判断の経緯などを雄弁に語る書籍も多かったが、それも戦場を体験した...
「戦場を知らない人が戦争を語る言は、どこか観念的であり、道徳的である」。この言葉が示す様に、現代に生き戦争史を語る多くの人々は戦場も戦争も経験していない。一昔前なら、当時の参謀クラスや司令官クラスが戦後に自身の経験や判断の経緯などを雄弁に語る書籍も多かったが、それも戦場を体験した内容のものは、全体の中ではごく僅かだ。自身は戦場から遠い場所に身を置きながら、俯瞰的に捉えたものが多く、弾が飛び交い爆弾が炸裂する様な、最前線の兵士の体験とは異なる。だからと言ってそれらに真実味が無いという訳ではなく、戦場とは違う場所から見た戦争体験は、一兵士と違う場所から当時の戦争をリアルに告白するものとして、その後の戦争の反省と平和の構築に役立つものが大半だ。 一方で自身が飢えや熱さ寒さと対峙し、一瞬の戦闘で命を失いかねない危険な最前線にいた兵士の体験記は多くない。敵兵士と矛を交える前に、飢えや感染症と闘い、常に命の燈を風に晒した様な体験は語られる事が少ない。それらの声に耳を傾けて(執筆当時で)4000人ばかりを取材してきた筆者、保阪正康氏が太平洋戦争について語る講演内容を集めたものが本書の内容となっている。本当の戦場を知る人間は、極限状態の自身の経験を言葉や文字にする事も難しいのかもしれない。それを書籍に起こそうとすれば、記憶に残る当時のシーンやなくなった戦友の顔を思い出さなければならない。記憶の奥に閉じ込め、生涯封印した想いを改めて思い起こす事は、戦場のリアルを知る兵士達にとっては非常に辛い事である、というのは容易に想像がつく。 本書は戦時中に生まれた世代である筆者が、かつての日本の経験した大戦争について、様々な観点から語る内容となっている。戦争がなぜ始まったのか、稀代の天才山本五十六とは、肉体そのものを武器にする特効、そして敗戦に向かう日本の姿と、そこにいた天皇の存在について語っていくものとなっている。技術内容としては良くあるよく知るものが多いが、定期的にこうした内容を振り返り、繰り返し繰り返し記憶に深く刻んでいくことは大切だと感じる。人は忘れる生き物であるが、誰かが後世にこれらの記憶を引き継いでいかなければ、再び過去の過ちを犯しかねない。世界中が自国優先主義で他国の利益を奪うことばかりに目を向ける今、過去の戦争に至った背景と同じ空気を感じたりしないだろうか。静かに目立たずに足元の地面がゆっくり沈み込む様な、沼にいる感覚。混沌とする世界で、再び世界がかつての戦争と同じ方向に進まないためには、過去の戦争の悲惨さや、戦争に至った背景を学ぶ事が有効だ。本書は真新しさではなく、今一度振り返るといった書籍に仕上がっている。
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分析ではなくあくまでジャーナリストの随想、ただし非常に説得力がある。なぜあの戦争を始めてしまったのか、という問いに対しクリアカットなシナリオを次々と提示。
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