1,800円以上の注文で送料無料

自死という生き方 覚悟して逝った哲学者 双葉新書
  • 中古
  • 書籍
  • 新書

自死という生き方 覚悟して逝った哲学者 双葉新書

須原一秀【著】

追加する に追加する

自死という生き方 覚悟して逝った哲学者 双葉新書

定価 ¥963

935 定価より28円(2%)おトク

獲得ポイント8P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2009/12/13
JAN 9784575153514

自死という生き方

¥935

商品レビュー

3.8

8件のお客様レビュー

レビューを投稿

2021/03/13

 巻末の『家族から』のところで息子が「父の自死について」語るなかで、読者からの一文をとりあげこれが、父の死についての願いですと綴っている。 その一文は 『自死という言葉に惑わされず、生き方を考える本、生きる為に必要な本として読んでもらいたい一冊』とあります。  「ゴールの見えな...

 巻末の『家族から』のところで息子が「父の自死について」語るなかで、読者からの一文をとりあげこれが、父の死についての願いですと綴っている。 その一文は 『自死という言葉に惑わされず、生き方を考える本、生きる為に必要な本として読んでもらいたい一冊』とあります。  「ゴールの見えないマラソンは辛いだけだ。」 なんでもそうだ。そこに“充実“や“しあわせ”を感じようとしたら、限定された期間(決して短いほうがいいという意味ではない)が必要だ。終わりがあり、永遠でないということ、そして、それが自分が納得のできる関わり方ができる時を期限として自ら決めた時があれば、そこに向けられるエネルギーは凝縮する。  社会ましてや国家は絶対に「自死」を肯定することはできない。それを認めればその存在自体が疑われ、消えかねないからだ。  でも、「自死」を議論することは意義がある。 それは、人生というもののコントラストを強くするため(『死』の表側にある『生』をよりクリアにするためにも)。  長くなった人類の寿命は永い人類の歴史で見ればほんの僅かな瞬間の出来事で、それが社会のあり方、世のなかの風景を大きく変えている。(気候変動どころの話ではない)。    それをかつて存在していた(そしてけっして失われたわけではない)日本の武士道的精神をヒントに自らの人生を生きた須原一秀氏の書。  三島由紀夫、伊丹十三、ソクラテスらの自死を範にとりながら、オリジナルな『新葉隠』的な内容とし現代社会を生きる人たちに考えることを迫っている。  そう、まさに『死』の対極にある『生』を見つめさせているのだ。

Posted by ブクログ

2020/07/28

最初はふんふんと読んでいましたが、途中からちょっと気持ち悪くなりました。一人で死ぬ意味ばかりを考えているとこうなるのかなと思いました。生きる意味を考えての自死ならまだ納得できたかも

Posted by ブクログ

2019/06/22

「どのように死ぬか」ではなく、「どのように生きていくか」を論じている印象でした。 内容には自分自身の考え方に合う部分も多く、また、著者の時に辛辣な言葉遣いも面白く、一気に読み進められました。 あとがきにもあるように、確かに同じことを別の場所でも突然述べていることはありました。でも...

「どのように死ぬか」ではなく、「どのように生きていくか」を論じている印象でした。 内容には自分自身の考え方に合う部分も多く、また、著者の時に辛辣な言葉遣いも面白く、一気に読み進められました。 あとがきにもあるように、確かに同じことを別の場所でも突然述べていることはありました。でも著者が気にしていたそういう「推敲不足」こそが、著者の意見や思考に臨場感を遺している気がします。もし推敲を繰り返されてしまっていたら、どこか綺麗に整えすぎた感じになっていたかもしれないです。 もし内容に違和感を覚えた点を強いて挙げるならば、徳川家康の言葉について言及している部分くらいです。でもそれは、著者と僕の解釈の仕方が違うからに他ならないので、そこまで気にならなかったです。 気軽に人には勧めづらい本ではありますが、読んで良かったです。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品