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カーディとお姫さまの物語 岩波少年文庫109
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2003/12/18 |
JAN | 9784001141092 |
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カーディとお姫さまの物語
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カーディとお姫さまの物語
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商品レビュー
3.9
8件のお客様レビュー
めでたしめでたしの続き。 ゴブリンを倒したカーディは、塔の大きな大きなおばあさまから王国とお姫様を救いに旅立つよう言われる。城に向かったカーディが見たのは、王国の腐敗と病に倒れた王の姿だった。 うまくいくのはいいのだが、エンディングがまさかの展開。解説によれば著者は当時あまり...
めでたしめでたしの続き。 ゴブリンを倒したカーディは、塔の大きな大きなおばあさまから王国とお姫様を救いに旅立つよう言われる。城に向かったカーディが見たのは、王国の腐敗と病に倒れた王の姿だった。 うまくいくのはいいのだが、エンディングがまさかの展開。解説によれば著者は当時あまりよい状況になく、悲観的な気分が作品に出たのではないかとのこと。しかし、決してうまくいっているとは言えない現代でこの物語を読むと、正しいことが続かないこと、信じることの難しさ、誠実や忠誠の清々しさをひしひしと感じる。 醜いが忠実な獣リーナとその仲間たちは、前の巻ではゴブリンの家畜として忌み嫌われていた。しかしこの巻では最も心強い味方である。見た目ではなく、中身というおばあさまにも通じるテーマを感じる。
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うーん たのしみにしてた続編なんだけど だいぶ雰囲気がちがうような 王様が陰謀で病気になって カーディが助けにいくはなし 悪いひとがいっぱいでてくる 変な化け物もいっぱいでてくる うーん 微妙だなぁ
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『お姫さまとゴブリンの物語』の1年後の物語。成長したカーディの活躍は面白かったが、やはり『北風のうしろの国』に通じる不気味さを感じた。ゴブリンの方も少しお説教めいた部分があったが、こちらは明らかに教訓本。最後はハッピーエンドになってめでたしと思ったら、結局人間の欲によって国が言葉...
『お姫さまとゴブリンの物語』の1年後の物語。成長したカーディの活躍は面白かったが、やはり『北風のうしろの国』に通じる不気味さを感じた。ゴブリンの方も少しお説教めいた部分があったが、こちらは明らかに教訓本。最後はハッピーエンドになってめでたしと思ったら、結局人間の欲によって国が言葉通り崩壊するという結末。子供のファンタジーにこんな身も蓋もない結末を書いてしまうなんて、マクドナルドは心底人間に失望していたのかも…。
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