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イノベーションの作法 リーダーに学ぶ革新の人間学 日経ビジネス人文庫
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イノベーションの作法 リーダーに学ぶ革新の人間学 日経ビジネス人文庫

野中郁次郎(著者), 勝見明(著者)

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イノベーションの作法 リーダーに学ぶ革新の人間学 日経ビジネス人文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞出版社
発売年月日 2009/12/01
JAN 9784532195229

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イノベーションの作法

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商品レビュー

4.2

14件のお客様レビュー

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2024/09/30

イノベーションの作法 リーダーに学ぶ革新の人間学 著:野中 郁次郎 著:勝見 明 日経ビジネス人文庫 の1 3 単行本をもっていたのに、文庫本を買ってしまった 野中氏の名前を知ったのは、SECIモデルでした。文章化ができる、形式知と、文章化ができない暗黙知の2つがあって、組織...

イノベーションの作法 リーダーに学ぶ革新の人間学 著:野中 郁次郎 著:勝見 明 日経ビジネス人文庫 の1 3 単行本をもっていたのに、文庫本を買ってしまった 野中氏の名前を知ったのは、SECIモデルでした。文章化ができる、形式知と、文章化ができない暗黙知の2つがあって、組織の中で様々な知をどうやって共有するかというモデルです 共同化、表出化、連結化、内面化という4つの相をくるくると回しながら、組織を強化し、知識創造を行っているというものです。 その野中氏がフィールドワークとして、企業のヒアリングを行って、創造された、イノベーションの源泉を探っていく書だとおもっています。 もう二度と再現することができないので、学問というよりも、ある断面の解説なのかな、とも思ってしまいます。 気になったのは、以下です ・限られた資源を有効活用するには、すべてを同時進行で進め、切れ目のない一貫した開発体制をとるしかありませんでした。 ・あえて、切捨てる勇気も必要だった ・神は細部に宿る ・大切なのは、われわれが伝えたいことが顧客に本当に伝わるかどうかでした。 ・イノベーションは知のリンクから生まれる ・怒りや悔しさといった、感情の知、がイノベーションの原動力になっている ・どんなに理想が高くても、実現する力がなくては画餅に終わる ・まちづくりで一番大切なのは、人と人とのコミュニケーションを取り戻すことであると学びました ・論より実践主義に徹し、謙虚さを持って思考をひらいていく ・知的体育会系の真髄   ①不確実性が高い状況においては主観的で実践的なアプローチが重要   ②実践から入るのが、知的体育会系、の原則   ③来るものを拒まず取り込む文脈連鎖能力で運をつかむ ・戦略には直接戦略と、間接戦略がある  直接戦略は、正規戦を挑み、中央突破する  間接戦略は、いろいろな策略をめぐらしながら、トータルで相手に勝つ ・知識創造システムの根底にあるのは、人間存在に対する限りないシンパシーであり、他者理解に対する強い思いである ・分析マヒ症候群に陥っている、市場の現状はこうであり、競合はこういう状況にあり、客観的に考えると、我社が取るべき最適なポジションはこうである、と考えてしまう病気である ・勝負師のカンとは、いちかばちかの賭けではなく、未来の可能性を直観し、過去や現在を問い直し、今なすべきことを決める、未来創造の決断力をいう ・問題は、技術者の満足と、顧客の満足の間のズレでした。お金に見合うものを提供するのがエンジニアの良識ではないか。最後はこれが殺し文句でした。 ・本当にこれがかっこいいとおもっているの? いい車と思ったのは、技術者の満足にすぎなかった ・現場での経験、直観、科学的分析とのバランス感覚をもって、傍観者ではなく、主体的に関与していることが大切である ・論理の限界  ①論理を尽くしてみても、それが本質をついているかどうか判定できない  ②人間にとって最も重要なことの多くが、論理的には説明できない ・相手が共感を呼ぶ最適な物語を語ることができるかどうか ・アリストテレスの3つの知  ①エピステーメ 科学的知識や、認識論的知識  ②テクネ 技術的なテクニック  ③フロネシス 思慮分別、倫理、実践的智恵、実践的推論 ・ドラッガーの遺したメッセージ  ①マネジメントは実務であり、唯一絶対ではなく、値打ちは、医療と同じように科学性によってではなく、患者の回復によって判断しなければならない  ②21世紀は、知識が唯一の意義ある経営資源となる ・対話とともに、重要なのが、実践である 目次 文庫版まえがき はじめに 風車の向うに巨人を見る 第1章 新・イノベーターの条件―イノベーターたちはどんな能力を発揮していたか 第2章 理想主義的プラグマティズムで実現力を磨く―清濁あわせのむ政治力やマキアヴェリズムも駆使する 第3章 場づくりの力を蓄える―人々を共感させる文脈をつくり、共有する 第4章 知のリンクをはる―ミクロとマクロを往還しながら知と知を縦横に結びつける 第5章 「感情の知」を忘れない―喜怒哀楽をイノベーションの原動力とする 第6章 「勝負師のカン」を研ぎ澄ませ―論理を超えた「主観の力」を取り戻す 第7章 自らの「生き方」を確立せよ―自分は何のために生き、仕事をするのか 終章 知識を知恵化する おわりに 見果てぬ夢 ISBN:9784532195229 出版社:日本経済新聞出版社 判型:文庫 ページ数:384ページ 定価:762円(本体) 2009年12月01日第1刷発行

Posted by ブクログ

2019/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

イノベーションを起こすポイントだけでなく、発案をビジネスとして実現するに至るまでのビジネスマンの作法を論じた一冊。13編の成功エピソードから共通する「知の作法」を抽出。著者の野中郁次郎は一橋大学の教授ということもあり、だいぶ”お勉強”サイドの書き方。専門用語やパターン化に持っていこうというきらいがあり、またその割に”勝負師のカン”が大事と言ってみたり、、実践をイメージしながら読むのは難しかったです。 ポイントは ・顧客ベースの価値を信じ、実現するモデルを共同化し、 ・その暗黙知を表出化させ、 ・個々の知を連結化し、 ・実現を共にするメンバーに内面化(落とし込み)をする。 SECIモデル、というそう。 実現にあたっては、手練手管を使い、最終的に勝ち組になればよし!(マキアベリズム)との考え方。 そもそもイノベーションは千三の世界ですし、、個々の”当たり”のケーススタディよりも、社員が挑戦できる環境の醸成やヒット率の向上策が肝要と、改めて感じました。 読むのであれば、目次〜はじめに、と終章をつまみ読みで良いかと思います。

Posted by ブクログ

2017/01/31

2017.1.20 細かい事例と解説がすごく参考になったが。読み返してみると終始同じことを言っている気が..。

Posted by ブクログ

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