御堂筋殺人事件 光文社文庫

内田康夫【著】

• 内容紹介: 美女の死を目撃した浅見光彦。その推理は!?大阪のメインストリート・御堂筋で年に1度行われるパレードの日に起きた事件。事故と思われたが、遺体から毒物が発見された。複雑な様相を見せる事件に浅見が挑む！旅情ミステリー第一人者、内田康夫の言わずと知れた「浅見光彦」シリーズのハラハラの展開が楽しめます。
• 販売会社／発売会社: 光文社
• 発売年月日: 2009/12/07
• JAN: 9784334747077

商品レビュー

2022/08/31

　この前内田康夫さんの「札幌殺人事件」「小樽殺人事件」と続けて読んだのですが、その流れで手に取りました。
　ここ数年は、２・３カ月に１度は大阪出張があります。そういう関係でちょっと“御堂筋” には縁を感じて読んでみました。
　この作品の導入部でも、馴染みの場所が登場しました。
　浅見光彦が泊まったホテルは。私も出張の折にお世話になったことがありますし、大阪市役所前も訪問先を訪れるときいつもその前を通っているルートです。舞台は、大阪のど真ん中ですね。

2011/07/06

自分が住んでいる町が出てきて面白かったが、内容的には盛り上がりもなく途中で何となく犯人もわかり…。ストーリーも行き当たりばったりな感じがする。
テレビの2時間ドラマだと面白いかも。

2009/12/18

しがないルポライターが難事件を解決する浅見光彦シリーズ。
分量的に少し駆け足かなという印象。
心に残ったのは浅見光彦の「しかし、この世の中には、殺したくなったら、ほんとうに殺してしまう人物もいるのです」というセリフ。
殺人とは究極のエゴだと思うんだけど、いろいろな人のエゴが連続殺人につながることをみせたストーリー。
舞台が大阪で、登場人物の関西弁が良い。