わかる経営学 15歳からの大学入門

小樽商科大学・高大連(著者), 札幌手稲高校他協力(著者)

• 販売会社／発売会社: 日本経済評論社
• 発売年月日: 2005/04/09
• JAN: 9784818817678

商品レビュー

2020/02/16

経営学とは何か学ぶため、読みました。本書の内容を一言でいうと「経営学とは、インプット（ヒト・モノ・カネ・情報）をアウトプット（商品・サービス）に変換して顧客に提供するための学問分野」です。企業活動を俯瞰でき、自身の部署の役割を再考するのに役立ちそうです。

2016/03/13

経営とは？についてがわかる本。
○経営学の大まかな４領域
・戦略論
●更に学びたい人
「経営戦略」大滝精一１９９７
「経営学入門（下）」日経文庫　２００２
「競争の戦略」Ｍ．Ｅポーター　１９９５

・マーケティング
●国立国語研究所
マネジメント＝経営管理
マーケティング＝市場戦略
●顧客の特性に応じて市場を細分化する
①地理的基準
②人口統計的・社会経済的基準
③心理的基準
④行動的基準
これらの基準は独立ではなく複数の基準を組み合わせて用いられる「都会に住む２０代前半の女性をターゲットとする」
・組織論
●社員がどのような欲求によって動いているのか？それらの欲求は満たされているのか？
●リーダーシップの２次元モデル
望ましいリーダーの有り方は状況によってかわる。集団メンバーが有能な時、放任派・メンバーの能力が低い場合仕事中心は。メンバーの能力が中程度で有る場合にはバランスはのリーダーシップが有効
変革型のリーダー
・好業績チームの特徴
目標の共有、信頼の育成、適正な評価、負担の均等化

・会計

経営の各領域は個別ではなく相互に影響し合っている。
戦略論で分析する事、組織論でモチベーションを上げる事、会計で経営分析する事にわくわくした。

2008/11/11

経営学系のゼミにしようと思っているので、読んでみました。

15歳からの…というだけあって、父と子の会話と経営学の説明がセットで構成されているので入りやすく、楽しく読めます。

高校生のときにこういう本に目を向けていれば、大学選びのときにもっと視野が広がっていたのに、と思います。

戦略論とマーケティングと組織論はすーごく興味深くて、面白いと思うんだけど、会計だけは…読み飛ばしてしまった。。

リーダーシップとか企業哲学については、予備校バイトのときにそういうのに触れる機会があってよかったなぁ、と思う。辛いバイトだったけど社会を見る目が変わった。

経営学って人間らしくてすごく面白そうだなーと思うので、たくさん勉強したい！