ファストアイデア25 『発想スイッチ』で脳を切りかえる

秋山具義【著】

• 内容紹介: ファストアイデアとは、自分の周囲のさまざまないいところや新しいところを取り入れながら、短いサイクルですばやくアイデアを出せるようにする習慣。気鋭のアートディレクターが語るスピード&ハイクオリティな発想法を学べます。
• 販売会社／発売会社: 二見書房
• 発売年月日: 2009/12/25
• JAN: 9784576091778

商品レビュー

2021/01/16

すぐ読めるのに、アイデアのスイッチがいくつもあり、図解もあって非常にわかりやすかった。図書館で借りたが、勝つまでも良いと思った。

2018/10/08

46：「特別なことは何もしていない」というけれど、やはりそれなりに心構えや準備をしているからこそ一流、ということなのかな。モノカキ上のプロット作成に応用できそうだと思いました。

2017/04/15

新しい名刺を作るという例が面白かった。

①まず、名刺に関する項目を考える。形状、素材、目的、渡し方、類似物、関連物、不便、イメージ。関連物、不便、イメージは他のものでも利用できる。

②それぞれの項目に対して、思い浮かぶことを書いていく。形状ならば、丸い、薄い、巻物、写真サイズなど。類似物ならば、クレジットカード、ポイントカードなど。関連物ならば、名刺入れ、ポケット、財布、名刺フォルダーなど。不便ならば、誰にもらったかわからない、内容が変わる、溜まるなど。イメージならば、真面目、お堅い、おじさんぽいなどなど。

③１０個ささっと考えたら、時間をおく。全部忘れた頃に、さらに５個追加する。

④それから、関連するものをまるでつないでいく。

⑤最後に、周りにアイディアを書いていく。
例えば、形状の「ポスター」と不便の「いつもらったか忘れちゃう」をつなげて、「もらった日がわかる日めくりカレンダー名刺」。目的の「話しの種」と形状の「本」をつなげて、「自分の半生が書かれた本型名刺」など。

その他メモ
・受けてになりきって考える。例）就活サイトの広告のキャッチフレーズ「起きろ、大学３年生」
・ダジャレとしりとリンク。例）ショーケンさんを使った広告のキャッチフレーズ「イッショーケンメー」。パルコの広告「パルコレ」。
・フレーミングの法則。シリーズ化する。例）レポートファイルを模した広告で、一枚ずつ毎週めくっていくイメージ。
・ロゴの考え方。①頭文字をモチーフにマーク化する（JRやJT）。②強いキャラクターをマーク化する（キューピーやミシュラン）。③個性的な特徴や仕組みをマーク化する。④意味よりも感覚的にマーク化する（アップルやナイキ）。