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罪灯 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2009/11/28 |
JAN | 9784488467081 |
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罪灯
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商品レビュー
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4人の少女が、それぞれ未必の故意?だけではないけれど子供的な残酷さや悪意から続く犯罪をわざと放置し、事件への後悔ややけっぱちさなどの揺れ動く心理と登場した男性への恋とで大人への悟りを得る?話。書いていて何がなんだかわからないがサスペンスを風味として入れた青春恋愛物の方がしっくりく...
4人の少女が、それぞれ未必の故意?だけではないけれど子供的な残酷さや悪意から続く犯罪をわざと放置し、事件への後悔ややけっぱちさなどの揺れ動く心理と登場した男性への恋とで大人への悟りを得る?話。書いていて何がなんだかわからないがサスペンスを風味として入れた青春恋愛物の方がしっくりくる。 この作者は心理描写の変化に重きを置いているのか、句点を多用した断片的な文章と私的な比喩とで心の動きのスピードを表現しているのか?と感じる。 詩というか舞台というか、古典の海外の文章を訳しているようで状況描写よりも比喩の心理描写が多い文なんだか読みにくさが勝ってしまう。
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四季の名を持つ四人の少女たちが、それぞれプロバビリティの犯罪を犯すが、知り合ったばかりの青年にだけは見抜かれてしまうというプロットを繰り返す連作集。探偵役の青年が毎回変わるのが意外だったけれど、四人とも著者の別のシリーズでおなじみのキャラクターだそうな。一種のファンサみたいなもの...
四季の名を持つ四人の少女たちが、それぞれプロバビリティの犯罪を犯すが、知り合ったばかりの青年にだけは見抜かれてしまうというプロットを繰り返す連作集。探偵役の青年が毎回変わるのが意外だったけれど、四人とも著者の別のシリーズでおなじみのキャラクターだそうな。一種のファンサみたいなものか。
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「未必の故意」というやつに近いのかな。因果関係は証明されなくとも、心理状態が問われる状況。少女を裁くのが、法ではなく恋人である点がいかにも佐々木丸美作品。昭菜にしろ飛鳥にしろそうだった。少女たちは、罪の自覚を経て成長する。犯罪と恋愛とが絡まりあって通過儀礼の様相を呈す。 四人の性...
「未必の故意」というやつに近いのかな。因果関係は証明されなくとも、心理状態が問われる状況。少女を裁くのが、法ではなく恋人である点がいかにも佐々木丸美作品。昭菜にしろ飛鳥にしろそうだった。少女たちは、罪の自覚を経て成長する。犯罪と恋愛とが絡まりあって通過儀礼の様相を呈す。 四人の性質や、傲慢→恐怖→合理化→後悔→安心 という心の揺れが巧みに描き分けられているのも面白い。
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