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心から愛するただひとりの人(6) 現代短篇の名手たち ハヤカワ・ミステリ文庫

ローラリップマン【著】, 吉澤康子【ほか訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2009/11/25
JAN 9784151782565

心から愛するただひとりの人(6)

¥220

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2011/06/07

女は怖い。とつくづく痛感させられる。間違いなく巧い、面白い。しかし、女性の書き手ならではの怖さが生理的には苦手なのです。って含意の★3つ。いわば好き嫌いの問題ですな。

Posted by ブクログ

2009/11/11

ローラ・リップマンの中短編集。17編収録。 テスが主人公となる1編を除き女性の犯罪を描いている。 犯罪方法がどうとか動機がこうとか言う前に、とにかくその心理を丁寧に描くことにより、犯行と犯人を鮮やかに浮き上がらせている。 この作家は本当に人物描写に優れていると思う。怖さ、切なさ...

ローラ・リップマンの中短編集。17編収録。 テスが主人公となる1編を除き女性の犯罪を描いている。 犯罪方法がどうとか動機がこうとか言う前に、とにかくその心理を丁寧に描くことにより、犯行と犯人を鮮やかに浮き上がらせている。 この作家は本当に人物描写に優れていると思う。怖さ、切なさ、おかしさが無理なく伝わってくる。 テスシリーズでもそうなのだけど、一人の人生のある時間に深く関わったような気にさせられる。 個人的に2作品に主人公として登場する売春婦でシングルマザーのエロイーズの話がいいなと思う。 中篇の1作は長年温めていたそうで、特に作者の思い入れも強いみたい。 エロイーズのキャラクターにも惹かれるし、話にドラマがある。そのうちに長編で新作が読めるんじゃないかなと、ちょっと期待してみる。

Posted by ブクログ

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