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人類文明の黎明と暮れ方 興亡の世界史00
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2009/11/20 |
JAN | 9784062807005 |
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人類文明の黎明と暮れ方
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商品レビュー
3.5
8件のお客様レビュー
びっくりする程の面白さ。古代ローマ研究で有名なこの方の膨大な探求と研究の賜物。 文明、文化への見方、捉え方、現代との対比、などの 古代を古代として捉えず 現実にあった事実として 対等に向き合う歴史の見方が素晴らしい。
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最近は四大文明というくくりはあまりしないようだが、古代文明としては四大文明+アンデス文明、それに加えてギリシア+ローマ文明というくくり。メソポタミアは詳しく書かれているが、中国文明はやや少なめ。中南米のアンデス文明が、四大文明と同じくらい歴史が古いというのはかなり目新しい。 文明...
最近は四大文明というくくりはあまりしないようだが、古代文明としては四大文明+アンデス文明、それに加えてギリシア+ローマ文明というくくり。メソポタミアは詳しく書かれているが、中国文明はやや少なめ。中南米のアンデス文明が、四大文明と同じくらい歴史が古いというのはかなり目新しい。 文明の発生要因は結局は周囲の環境に依存する(シュメール文明は農耕のためには灌漑が必須という微妙に厳しい条件が要因みたい)つうことですね。日本は、土器+狩猟採集という縄文時代が異常に長かったのも、豊かな森林資源が要因だったと。
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表題が本書の内容を現わしている。古代の文明の起源と隆盛、そして衰退にいたる道を、学者らしく科学的に事実に基づきながら、わかりやすい文体で書いてある。人類の誕生と歴史を知ることができ、人間がどういう生き物であるかが浮かび上がってくる。価値ある本だと思う。あとがきに記された内容は、現...
表題が本書の内容を現わしている。古代の文明の起源と隆盛、そして衰退にいたる道を、学者らしく科学的に事実に基づきながら、わかりやすい文体で書いてある。人類の誕生と歴史を知ることができ、人間がどういう生き物であるかが浮かび上がってくる。価値ある本だと思う。あとがきに記された内容は、現代への警告でもある。「大文明が滅びるときは、その文明を繁栄させた要因によって衰亡を招くことが多い」「繁栄はある臨界点に達すると、衰退に転じる」「日本人の特徴である均一性の利点と多様性の低さの問題点」。我々がなすべきことは何か、を考えさせられる。
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