秋の鳥

サイエンス

• 販売会社／発売会社: 学研マーケティング
• 発売年月日: 1983/10/15
• JAN: 9784051006587

商品レビュー

2017/12/28

「鳥の歳時記(4) 秋の鳥」日本野鳥の会監修、学研、1983.10.15
164p ¥1,300 C0395 (2017.12.27読了)(2017.12.26拝借)
ガン・カモ類、シギ・チドリ類、キツツキの仲間、フクロウの仲間、タカの仲間、等が主に紹介されています。秋は渡りの季節ですが、ずっと同じところにいると思っていたスズメも国内で移動するものがあるというのは驚きです。椋鳥や鵯も南下してゆくんですね。
珍しい鳥として挙げられているシジュウカラガンを昨シーズンは見ることができました。セイタカシギは、昨年の８月末に見ることができました。
秋の野鳥解説では、５７種類の鳥が紹介されています。その中で、あったことのある鳥は、アオアシシギ、アオゲラ、アカゲラ、カシラダカ、キアシシギ、シメ、スズメ、ツグミ、トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、マガン、ムクドリ、メダイチドリ、モズ、の１６種類です。

【目次】
秋の野鳥　　山本健吉
秋のシンフォニー・渡り鳥の世界
伊良湖岬の旅立ち　　北川捷康
東北の秋・伊豆沼　　田中完一
鍋田干拓の秋の鳥　　小笠原昭夫
有明海の秋　　松藤将和
紅葉の大雪
秋の大雪の鳥　　石川信夫
秋深まる山里
奈良の山里の鳥　　土屋郁二
神社やお寺の森
那須野の神社　　高松健比古
豊かなる日々の回想　秋・昔の新浜付近と椋鳥の大群　　中西悟堂
鳥のはなし　　深沢紅子
鶺鴒と鳥おんちの私　　生方たつゑ
山鳩の声、椋鳥　　宮柊二
鳥のいる風景　秋　　伊藤信吉
秋の野鳥解説　　日本野鳥の会
秋の鳥の生活と見どころ　　高野伸二
秋の歳時暦　　柴田敏隆
鳥は鳥、人は人？　　塚本洋三
野鳥関係の天然記念物
探鳥地ガイド

☆関連図書(既読)
「鳥の歳時記１　春の鳥」日本野鳥の会監修、学習研究社、1983.10.15
「鳥の歳時記２　初夏の鳥　」日本野鳥の会監修、学習研究社、1983.10.15
「鳥の歳時記３　夏の鳥」日本野鳥の会監修、学習研究社、1983.10.15
「カラスはどれほど賢いか」唐沢孝一著、中公新書、1988.05.25
「都会の野鳥は夜も飛ぶ」唐沢孝一著・叶内拓哉写真、祥伝社文庫、1993.06.20
「都市の鳥　その謎にせまる」唐沢孝一著、カラーブックス、1994.04.30
「小鳥はなぜ歌うのか」小西正一著、岩波新書、1994.05.20
「カラスは偉い」佐々木洋著、知恵の森文庫、2001.05.15
「カラスの早起き、スズメの寝坊」柴田敏隆著、新潮選書、2002.07.20
「カラス　なぜ遊ぶ」杉田昭栄著、集英社新書、2004.03.22
「ひと目で見分ける287種 野鳥ポケット図鑑」久保田修著、新潮文庫、2010.04.01
「世界のかわいい小鳥」上田恵介監修、パイインターナショナル、2014.10.08
「野の鳥の四季」熊谷勝著、青菁社、2014.11.23
(2017年12月28日・記)
（本のカバーの袖より）
・伊豆沼や伊良湖岬にくりひろげられる秋の渡り鳥のロマン
(本の帯より)
紅葉の大雪へ　奈良の里へ　伊良湖岬へ　有明の海へ
全国の日本野鳥の会の会員が、野鳥への愛をこめて執筆・撮影に参加した新しい『鳥の歳時記』
◆『鳥の歳時記』の特色
・どの地に、どの季節に、どんな鳥が…。四季折々の野鳥の姿を美しいカラー写真でご紹介します。
・全国の有名な探鳥地を、日本野鳥の会のベテランメンバーがご案内します。
・作家・俳人・歌人…たちによるエッセイが、豊かな鳥の世界へとあなたをお誘いします。
・求愛・巣づくり・囀りの科学…。わかりやすい鳥の生態や鳥の旅ガイドなど豊富な資料も収録。