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タフラブという快刀 「関係」の息苦しさから自由になるために
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 梧桐書院 |
発売年月日 | 2009/11/18 |
JAN | 9784340120000 |
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タフラブという快刀
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商品レビュー
4.5
15件のお客様レビュー
とても面白かった。手放すこと。 ■アルコール依存症の妻たちの経験から生まれた「タフラブ」 伝統的に愛は「アタッチメント」を基本としている TOUGH Love は手放す、つまりデタッチメント ■第一波フェミニズムは18世紀から20世紀にかけて起こった女性解放運動、第二波フェミニ...
とても面白かった。手放すこと。 ■アルコール依存症の妻たちの経験から生まれた「タフラブ」 伝統的に愛は「アタッチメント」を基本としている TOUGH Love は手放す、つまりデタッチメント ■第一波フェミニズムは18世紀から20世紀にかけて起こった女性解放運動、第二波フェミニズムはジェンダーを女性に押し付ける男性中心の社会や制度を告発する運動 ■西洋の個人主義は神を介した個人主義であるためそれぞれが神とつながることで「私」と「私」は容易に分離される。ところが日本の場合血縁があっての「私」。 第二章 包み込む愛の限界と罪 第三章 あなたの問題と私の問題を切り分ける 第四章 タフに生きるは、だれでもできる 寂しさと共存する知恵 目的別の人間関係を複層的に用意しておき用途に応じて使い分ける 終章 関係からの開放がもたらすもの あとがき 私の一番嫌いな言葉「自分を好きになりましょう」。自分を好きでも嫌いでもいい自己肯定感なんてなくても、それはどうでもいいこと。むしろ一番大切な人仲良くなりたい人もしくは身近で少し疎ましく思う人とどのような関係を作っていくかが鍵になる。タフラブは、寂しさと付き合っていくこと。
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コミュニケーションの断念からはじまる関係性があるという発想は目から鱗だった。家族や友人との関係に行き詰まったときに是非読んでもらいたい良書。
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手放す愛とは、突き放すことでも、捨てることでもない。 相手の問題は、自分の問題ではなくその人自身がどうするか決めるべきことであると理解し、見守ることが手放す愛なのだと思った。 「わかった。では、お前はお前の考えで生きていきなさい。その代わり、困ったことがあったら言ってほしい。力...
手放す愛とは、突き放すことでも、捨てることでもない。 相手の問題は、自分の問題ではなくその人自身がどうするか決めるべきことであると理解し、見守ることが手放す愛なのだと思った。 「わかった。では、お前はお前の考えで生きていきなさい。その代わり、困ったことがあったら言ってほしい。力になれるかもしれない」 これを自分の子どもに言える親が、どのくらいいるのだろうか。 成人して、独立している子どもに対しても、幼子に対するように接する親がいる。心配しないでほしいと言っても、「親が子どもを心配するのは当たり前のことだ」と聞く耳を持たない。昨今の毒親問題は、結局のところ、親が子どもを、ひとりの自我のある人間だと認めないことから端を発しているのではないだろうか。 家族も、恋人も、友人も、ただの顔見知りも、すべては人間関係なのだ。 家族とは、自分を相手に認めさせて、自分の価値を確認する場所ではない。 つい心配して口を出してしまいそうになるのを、ぐっと抑えて相手を見守る。話を聞く。どんな人間関係でも、大切なことだと思う。 大事な友人には絶対にしないようなことを、家族にしてはいないだろうか。 今一度、立ち止まって考える時期が来ているのかもしれない。
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