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絶望ブランコ 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | ホラー小説界のヒットメーカーが描く、優しくも残酷な究極の愛の物語。空中ブランコ乗りの母を襲った転落事故をきっかけに、離ればなれになってしまった姉弟。這いずるように生きる弟と、冷淡な母との生活の中、視力を失い、結婚相手にも捨てられた姉。姉弟が再び一緒に暮らし始めたとき、さらなる悲劇が待ち受けていた・・・。人気映画「呪怨」シリーズのノベライズでも知られる大石ワールドが堪能できます。 |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2009/11/09 |
JAN | 9784334746803 |
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絶望ブランコ
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商品レビュー
2.9
17件のお客様レビュー
10年ぶりの再読。 前回読んだときは、良さが全然分からなくて、結局最後まで読めなかった記憶あり。 今回は読了! 姉と弟それぞれの語り、特にサーカス時代を想起するシーンに惹かれた。 なんで前回あんなにつまらないと感じたのか不思議。オチはともかく、ストーリーの描写は好き。 近親相...
10年ぶりの再読。 前回読んだときは、良さが全然分からなくて、結局最後まで読めなかった記憶あり。 今回は読了! 姉と弟それぞれの語り、特にサーカス時代を想起するシーンに惹かれた。 なんで前回あんなにつまらないと感じたのか不思議。オチはともかく、ストーリーの描写は好き。 近親相姦まで描く必要があったかは疑問だけども。。。
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自分の意志で行く先を決めようとせず、目の前にぶら下がったわずかな利害に惑わされ、善悪の判断も曖昧に生きていた。人生に明確な目標を持つこともなく、さしたる努力もせず、誰かに言われるがまま、ただ浮草のように、その日、その日を暮らしていた。
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日の高いうちに読み出して、一章読んだところで、「これは22時以降に読むべき話だ」と判断。 で、一気に読了。 空中ブランコのようにサーカスの回想と現在の時間軸が行き来しながら話が進む。 あらゆる想定をしても、不幸な結末しか思いつかない姉弟の、もっとも幸福な場面で物語が終わったこと...
日の高いうちに読み出して、一章読んだところで、「これは22時以降に読むべき話だ」と判断。 で、一気に読了。 空中ブランコのようにサーカスの回想と現在の時間軸が行き来しながら話が進む。 あらゆる想定をしても、不幸な結末しか思いつかない姉弟の、もっとも幸福な場面で物語が終わったことに感心した。 希望がなければ絶望は存在し得ないことを思うと、その描かれない絶望の深さに震えが来る。 ちょっと「…」と感嘆詞が鼻につく文章だったけど、興奮度は高い。
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