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月島慕情 文春文庫
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月島慕情 文春文庫

浅田次郎【著】

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商品詳細

内容紹介 直木賞作家・浅田次郎が紡ぎ出す珠玉の傑作短編集。三十を過ぎた吉原の太夫・ミノに突然ふってわいた結婚話。幸せを求めて月島に渡ったミノに、待ち受ける現実とは?運命に抗おうと気丈に生きる女性の生き様を描いた表題作を含む、ちょっと泣けるいい話を集めた全7編。
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2009/11/09
JAN 9784167646080

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商品レビュー

4

79件のお客様レビュー

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2024/08/02

見受けが決まった吉原遊女。なんとなくの好奇心から相手の素性を知り自ら幸せを手放すことに。 浅田さんらしい、優しく哀しい短編。 かっこいい女主人公。

Posted by ブクログ

2024/03/25

浅田次郎は人情ものがいい。 「蒼穹の昴」は傑作だし、「壬生義士伝」も何度読んだか。しかしやっぱり浅田次郎は人情ものがいい。 浅田次郎の人情ものは「悲しくて、温かい」。 近年よくある何気ない日常でのほんわかストーリーではなく、ちょっと特殊な舞台設定だ。主人公は大正時代の太夫だった...

浅田次郎は人情ものがいい。 「蒼穹の昴」は傑作だし、「壬生義士伝」も何度読んだか。しかしやっぱり浅田次郎は人情ものがいい。 浅田次郎の人情ものは「悲しくて、温かい」。 近年よくある何気ない日常でのほんわかストーリーではなく、ちょっと特殊な舞台設定だ。主人公は大正時代の太夫だったり太平洋戦争のソロモンで戦う将校だったり網膜色素変性症の女性だったり。いずれも辛く悲しい経験をするが、己の幸福のみを追い求めることなく、他人の幸せを願うのだ。何故この人たちはこんなに悲しい体験をしたのに他人に優しくできるのだろう、と思わずにいられない。 だから「悲しくて、温かい」。 本作で私が特に好きなのは「シューシャインボーイ」だ。最後の遺書は、電車の中で読んでいるにも関わらず涙があふれ出て仕方なかった(...恥ずかし)。 ところで、浅田次郎の人情ものを読むと「人情噺」を想像する。落語の「文七元結」や「芝浜」などが有名な人情噺だ。本作の短編を談志や圓楽が人情噺として演ったら絶対にグッとくると思いませんか?もう二人とも鬼籍に入っているので、今なら誰が上手いんだろうか...などと想像するのも楽しかったりする。

Posted by ブクログ

2024/01/27

4.5 どれも秀逸。1つ1つが心にずしっときて、読み終わるごとに少し間を置かないと次のお話にいけなかった。自作解説も面白かった。

Posted by ブクログ