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思い出を切りぬくとき 河出文庫
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商品詳細
内容紹介 | 「ポーの一族」で有名な、漫画家・萩尾望都の漫画家生活40周年記念本!20代の頃の貴重なエッセイ27本を収録した、豪華本!仕事の話(仕事中断の苦しみについてなど)や、映画の話、ヨーロッパでのステーキめぐりの話、お酒の話、猫マクラ物語などなど…ファンにはたまらない濃い~一冊になっています。 |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2009/11/04 |
JAN | 9784309409870 |
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思い出を切りぬくとき
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商品レビュー
3.6
26件のお客様レビュー
創作された作品は心底好きでも、作者のエッセイ的なものにはそんなに惹かれない。という自分の性質を忘れて、たまに買ってしまう。楽しめる人は楽しめると思います。
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先生の小宇宙に思いを馳せながら読んでいたら、あっという間に夜が明けた。論理型よりも直感型であられるモー様。『秋の夜長のミステリー』『日本語は論理的なのか』そして特に『作家と編集の間には』を読むと、そのことについて御本人なりに色々と思い悩むことでもあったのかしら、とぼんやり想像した...
先生の小宇宙に思いを馳せながら読んでいたら、あっという間に夜が明けた。論理型よりも直感型であられるモー様。『秋の夜長のミステリー』『日本語は論理的なのか』そして特に『作家と編集の間には』を読むと、そのことについて御本人なりに色々と思い悩むことでもあったのかしら、とぼんやり想像した。そしてそれは、執筆より20年後のあとがきで、このエッセイを執筆していた頃の私はトゲトゲしていた、と仰る理由の一つなのかな、と。それでも最後には昔の自分はキライじゃない、若かったしね。とまとめられているのを読んで胸をホッと撫で下ろした。それに昔を振り返ってそう綴る先生は、まるで舌を悪びれずにペロッと出した少女のようにチャーミングだ。 個人的に一番お気に入りだったのは『お酒の話』。渡仏前はまだ下戸だった先生が、赤ぶどう酒とお水をチューチュー飲んで立派なお酒好きに進化した先生を想像したらもう、たまらなくおっかしかった。オチも完璧だし、これは絶対に近い将来、誰かに読み聞かせをしようと心に決めた。先生、また一つ私に楽しい夢を与えて下さってありがとう。
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30年くらい前に書かれた随筆 なのでそこには時代の壁といって良いものが立ちはだかるが むしろ文化の違いすら感じる そういう意味で理解できない所が多いので 益するところもまた多い
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