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非営利組織論 有斐閣アルマ
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非営利組織論 有斐閣アルマ

田尾雅夫, 吉田忠彦【著】

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非営利組織論 有斐閣アルマ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 有斐閣
発売年月日 2009/11/05
JAN 9784641123892

非営利組織論

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商品レビュー

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2024/05/18

田尾先生の経営学の本を昔々読んだことがあり、わかりやすい記憶あったので、手に取ってみた。チーム・組織運営のヒントがあるかもと気になっていたのが、NPOとかの非営利組織。 ちょっと古い本でしたが、企業組織(営利)だからといって、非営利的な組織運営から得られるヒントはありそうで、昨...

田尾先生の経営学の本を昔々読んだことがあり、わかりやすい記憶あったので、手に取ってみた。チーム・組織運営のヒントがあるかもと気になっていたのが、NPOとかの非営利組織。 ちょっと古い本でしたが、企業組織(営利)だからといって、非営利的な組織運営から得られるヒントはありそうで、昨今のSDGsやサステナビリティ、CSRやパーパス経営なんかを考えると、非営利組織から学ぶのもよいかもと思う次第。 それに、営利企業でも、オーナー企業やベンチャーなんかの初期形態は、非営利的な組織とかなり似ているんではないかとも思う。 ・p43 起業家がいつまでのチャレンジを続け、リスクを追うだけでは、その組織が疲弊する ・支援システム、管理システムの欠如(これは企業組織にも当てはまること) ・p204 プロフェッショナルの経営管理 同僚による統制(colleague control)。初耳。利他主義的な心性に欠けるようになることを防止するための方策はこれしかない。専門職集団の運営にとって、これは欠かせないかも。

Posted by ブクログ

2011/07/04

『組織論』を読んだので、今度は『非営利組織論』を購入して、読んだ。第一章はNPOの定義と法制面が書いてある。1998年3月の特定非営利活動促進法は一つの画期であった。基本的にNPOは非営利の私有の組織である。その場かぎりの会合などは除外されるが、非常に広い内実がある。活動を主とす...

『組織論』を読んだので、今度は『非営利組織論』を購入して、読んだ。第一章はNPOの定義と法制面が書いてある。1998年3月の特定非営利活動促進法は一つの画期であった。基本的にNPOは非営利の私有の組織である。その場かぎりの会合などは除外されるが、非常に広い内実がある。活動を主とするフロントライン組織、後方支援のインフラストラクチャー組織(中間支援組織)などがあり、パブリック・サポート・テストをうければ、寄付金控除やみなし寄付金が認められる。以下、「非営利組織を立ち上げる」では、社会企業家が立ち上げてから、起動にのせるまでが書かれている。ビュロクラシーの採用、代継承の確保などが指摘される。つぎは「ガバナンス」である。ボード(理事会)の必要性とか、ミッションやビジョンの確立が指摘されている。つぎは、マネジメントや会計などについてかかれ、非営利組織の活動には臨機応変(アドホクラシー)が必要であり、ミッション(イデオロギー)の教育が重要だと指摘されている。また、SWOTやPPMが非営利組織の分析にも使用できることが書かれている。とくに「ネットワークの形成戦略」や、「まちづくり」組織の解体と再建という「超マネジメント」の部分は面白い。また、行政や営利組織がのりあう、「プラットフォーム」としてのNPOという観点も興味深い。組織を維持するためのファンド・レイジング(投資)とか、評価方法などにもふれている。最後の章では、非営利とはいえ、サービスを実際に提供すると、責任がともない、ストレスやバーンアウトとも無縁ではないことが指摘されている。概して、善意を生かすための現実的な観点が多く指摘されており、非営利組織の特徴をしっかりつかめる。商品としてのサービス(作り置きできない)や、サービスの評価の問題などは営利組織であっても悩ましい問題であろう。

Posted by ブクログ

2011/04/03

公私協働について不可避な非営利組織についての スタンダードな理解をえるために購入しました。 非営利組織の運営論や意思決定論が主な内容です。 その意味では実務家向きの解説書です。

Posted by ブクログ

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