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二人で生きる技術 幸せになるためのパートナーシップ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ポット出版 |
発売年月日 | 2009/10/29 |
JAN | 9784780801354 |
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二人で生きる技術
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商品レビュー
4.3
6件のお客様レビュー
新宿3丁目の「タックスノット」というゲイバーを営む、大塚隆史さんによる書籍。 内容は、筆者の半生を語った自叙伝であり、なおかつパートナーシップに関する持論を展開していく。 個人的には面白いと感じた。星評価するならば、星4.5くらいの面白さになるかと思う。 過去の描写がビビッ...
新宿3丁目の「タックスノット」というゲイバーを営む、大塚隆史さんによる書籍。 内容は、筆者の半生を語った自叙伝であり、なおかつパートナーシップに関する持論を展開していく。 個人的には面白いと感じた。星評価するならば、星4.5くらいの面白さになるかと思う。 過去の描写がビビッドでよい。幼少期や青年期について、筆者の記憶力の強さに驚かされる。描写は詳細で、なおかつその中に感情を込めるのが巧い。 行ったことのない当時のニューヨークに自分が立っているような、自然に手を繋いでデートをするゲイカップルに感銘を受けたような、追体験のような読書ができる。 ゲイの人生について問われたら、自分語りするよりもこの本を1冊薦める方がスムーズかもしれないと感じるほど。 ただし、生きてきた時代背景がそうさせるのか、筆者には恋愛的な部分で奔放さ(と言って良いんだろうか)を感じてしまって、その部分を受け入れがたい読者もいるのではないだろうか。と思ってしまった。 例えば、彼は付き合って9年になるパートナーがいたが、疎遠になってきてしまって、バーに来店した若い男性を自宅に呼び、その日の内にキスを迫る…など。 しかし、そういう部分はありつつも、全体的には学ぶべき箇所がある書籍だった。奔放さとは書いたものの、筆者のパートナー歴は10年、9年、そして現在のパートナー、とそれぞれ長い。その中で学び、試行錯誤した点については、若い読者にとって教訓となりえるかもしれない。 例えば、二人の間の問題について。どちらかが悪い、ということではなく共有することが大事。二人の問題にしてしまえば、問題の半分は解決したようなもの。などと言った教えは、深く頷ける想いがした。 (書評ブログもよろしくお願いします) https://www.everyday-book-reviews.com/entry/2021/12/21/%E3%80%90%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%AE%E7%AF%89%E3%81%8D%E6%96%B9%E3%80%91%E4%BA%8C%E4%BA%BA%E3%81%A7%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%82%8B%E6%8A%80
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同性愛者の愛の記録である。愛と書いたが人を好きになったのが同姓であれ異性であれ悩みは同じである。楽しかったり、怒ったり、嫉妬したり。出会いと別れの仲でいろいろな思いが交差する。一つだけ違うのは、同性なら結婚という縛りがあるが、同性だとそれがない。だからなのか、同性愛者には長続きす...
同性愛者の愛の記録である。愛と書いたが人を好きになったのが同姓であれ異性であれ悩みは同じである。楽しかったり、怒ったり、嫉妬したり。出会いと別れの仲でいろいろな思いが交差する。一つだけ違うのは、同性なら結婚という縛りがあるが、同性だとそれがない。だからなのか、同性愛者には長続きするカップルは少数である。 この本はどうすれば長続きすることが出来るのかということを体験を基に考えている。技術というよりこうすれば上手くいくんだよと経験を積んだおじさんが若い者に蘊蓄を話している。しかし、その蘊蓄は嫌味が無くてためになることが多いように感じた。同姓であれ異性であれ愛するということは悩みが多い。そんな人にお勧めの本である。
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同性愛が異性愛と全く変わらない愛のひとつだということを事実として社会に突きつけることができていると思う。同性愛ということに偏見を受けながらもパートナーを築いていく様子を描く書。同性愛の人が、励まされ共感するところもたくさんあるだろうし、いくつものハードルを乗り越えていく様子は、同...
同性愛が異性愛と全く変わらない愛のひとつだということを事実として社会に突きつけることができていると思う。同性愛ということに偏見を受けながらもパートナーを築いていく様子を描く書。同性愛の人が、励まされ共感するところもたくさんあるだろうし、いくつものハードルを乗り越えていく様子は、同性愛だからではなく異性愛でも似たようなことがいくつもあること。だから、あえて異性愛の人にこそ読んでもらいたい。
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