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平家の群像 物語から史実へ 岩波新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2009/10/22 |
JAN | 9784004312123 |
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平家の群像
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商品レビュー
3.9
20件のお客様レビュー
物語としての平家物語を頭に入れた上で、史実の側も...と見るのはとても面白かった! ・平家の「家」(p.12): 律令制では、親王、三位以上の上流貴族の「家」は公的な存在で、家政を掌る職員(家令)が官給されていた。...源氏と平家と呼んでも源家と平氏とは言わない。語呂の善し悪し...
物語としての平家物語を頭に入れた上で、史実の側も...と見るのはとても面白かった! ・平家の「家」(p.12): 律令制では、親王、三位以上の上流貴族の「家」は公的な存在で、家政を掌る職員(家令)が官給されていた。...源氏と平家と呼んでも源家と平氏とは言わない。語呂の善し悪しの問題ではなく、両者の朝廷における位置の高下さによるものである。 や維盛は嫡子か(p.35)なども、特にアニメ平家物語の中では維盛、資盛、清経と仲の良い兄弟のイメージが強いけれども昇進の差などめちゃくちゃ面白かった。 あとは平家物語の中では将としてのイメージが強い知盛の病(p.88)の考察なども興味深く、勝手にプレイボーイ重衡と思っていたけれど、勇ましい部分に光を当てるのもまた面白い こういうアプローチの本をもっと読みたいし、やはり読み本系も読みたいなあ
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平氏のしかも清盛ではなく弟、息子、孫を中心に語られており新鮮でした。 親族でない家臣団については語られてないのは残念。 鵯越が義経ではなく多田行綱が行っていて逆落としはしていないって説は面白かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
平家物語のせいで 平家はやたら悪者扱いされているけれども 実を言えばそれを滅ぼした源家も 結局は一部分が変わっただけで 何も変わっていはいないんですよね。 歴史は繰り返す… きっとやっかみがあったからこそ なお一層悪者にされたのだと思います。 しかしながら木曽義仲は本当に扱いが悲しい… どこにも身の置き所がなかったからね。 それと…巴御前出してない… この方波乱の人生送っているのに その後出したげてよぉ… 平家がどうして滅んでしまったか… ちょっとの手腕がなかったとも 人に裏切られたとも… いずれにしても人がすべてを握るんだと思うのです。
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