1,800円以上の注文で送料無料
湿原のアラブ人
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍
  • 1206-07-05

湿原のアラブ人

ウィルフレッドセシジャー【著】, 白須英子【訳】, 酒井啓子【解説】

追加する に追加する

湿原のアラブ人

定価 ¥2,860

1,155 定価より1,705円(59%)おトク

獲得ポイント10P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2009/11/10
JAN 9784560080276

湿原のアラブ人

¥1,155

商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/12/06

イラク南部バスラから下ったファオ(ファーウ)での仕事に携わったことがあり(当時はテロ活動が活発で、現地ではセキュリティ会社の保護の下に移動していた)、イラクはなんとなく身近に感じていた。 そんな折、2016年初冬に日本・イラク文化交流セミナー(中等懇話会・中東映画研究会主催)にて...

イラク南部バスラから下ったファオ(ファーウ)での仕事に携わったことがあり(当時はテロ活動が活発で、現地ではセキュリティ会社の保護の下に移動していた)、イラクはなんとなく身近に感じていた。 そんな折、2016年初冬に日本・イラク文化交流セミナー(中等懇話会・中東映画研究会主催)にて本書の存在を知り、約10年後に読む機会に恵まれた。 イギリスの冒険家による本書は1950年代のイラク南部湿地帯を訪問したときの様子が書かれている。 ゆったりとときにははげしい時間のながれを感じる本書。個人的には「北の国から」の雰囲気をイラクに置き換えたような…。 おそらく現在は同時のような景色を見ることは出来ないのかもしれないのだが、実際に見てみたいものだ。

Posted by ブクログ

2021/04/21

1951年~1958年にイギリス人セシジャーがイラク湿地帯に断続的に滞在した記録。最長は7カ月滞在。1957年は行かなかった。湿地帯はチグリス川左岸の東部、ユーフラティス川と合流する中部、ユーフラティス川右岸の南部に分かれるが、セシジャーが滞在したのは主に中部であった。 まずは...

1951年~1958年にイギリス人セシジャーがイラク湿地帯に断続的に滞在した記録。最長は7カ月滞在。1957年は行かなかった。湿地帯はチグリス川左岸の東部、ユーフラティス川と合流する中部、ユーフラティス川右岸の南部に分かれるが、セシジャーが滞在したのは主に中部であった。 まずはイノシシ狩りをやろうと誘われている。イノシシは泳ぎもうまいようだ。その後もイノシシ狩りをしている。また湿地民(マアダン)は魚は自分たちで食べるためにとっているが、魚を売る人を「ベルベラ」といって軽蔑している。出される食事は最初は米と羊。セシジャーは客なので食べるごとに羊を屠っているようだ。 著者ウィルフレッド・センンジャー(1910-2003)は外交官の父のもとにアディスアベバで生まれ9歳まで過ごす。オックスフォード大を卒業すると1935年にスーダン政庁に入りスーダンの砂漠と湿地帯に勤務し砂漠の虜になる。第二次境大戦ではスーダン防衛隊の士官や、英国情報部のシリア特殊部隊などにも所属。1943年に除隊後はエチオピアのハイレ・セラシエ皇帝の顧問となる。1945年~1949年、国連食糧農業機構が砂漠のいなご大群の被害実態を知るためアラビア半島の空白地帯の旅をする人を探している事を知り、その仕事を引き受ける。そのあと1950年、イラク南部を初めて訪れる。セシジャーが最後に湿地帯を訪れてから三週間後の1958年7月、民族主義者の陸軍将校らが率いる蜂起によって国王ファイサル二世が家族もろとも殺され英国大使館は暴徒に襲われた。その後二度とセシジャーはイラクに戻ることはなかった。(訳者あとがきより) イラク研究者の酒井啓子氏が湿地民について、現在までの歴史的経緯を解説している。 2009.11.10発行 図書館

Posted by ブクログ

2020/05/29

『私にとっては場所よりも人間の方が大事なので、アラブ人のところに戻ることにしたのである』(P.15) 『私はふたたびこうした生活に、単なる傍観者としてではなく、住民として浸りたいという熱い思いが込み上げてきた』(P.19) 『ピダハン』(ダニエル・L・エヴィレット著)に負けじとも...

『私にとっては場所よりも人間の方が大事なので、アラブ人のところに戻ることにしたのである』(P.15) 『私はふたたびこうした生活に、単なる傍観者としてではなく、住民として浸りたいという熱い思いが込み上げてきた』(P.19) 『ピダハン』(ダニエル・L・エヴィレット著)に負けじとも劣らない、学術的にも文学的にも一読に値する珠玉の名作。 翻訳も安定しており、最後の1頁まで知的アドレナリンを喚起し続ける。 惜しむらくは、筆者が眺めた風景は筆者の著作でしか振り返ることが出来ないということだ。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品

履歴をすべて削除しました