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湿原のアラブ人
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湿原のアラブ人

ウィルフレッドセシジャー(著者), 白須英子(訳者), 酒井啓子

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湿原のアラブ人

2,860円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2009/11/10
JAN 9784560080276

湿原のアラブ人

¥2,860

商品レビュー

3.5

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みんなの感想まとめ
  • 湿原生活
  • 文化交流
  • 自然美と歴史
  • 湿地民の狩猟
  • 1950年代イラク
  • 地域密着型文学
  • 住民との一体感
  • 学術的価値と感動
  • 風景描写の貴重さ
  • 人間と自然の調和

1950年代のイラク南部湿地帯を舞台に、著者が現地の人々との交流や自然の美しさを描いた作品は、時間の流れを感じさせる独特の雰囲気を醸し出しています。著者は、湿地民の生活や狩猟の様子を生き生きと描写し、彼らの文化や風習に深く関わる姿勢を示しています。現地の食事や人々との触れ合いを通して、著者は単なる観察者ではなく、住民としての一体感を求める熱い思いを表現しています。また、歴史的な背景や湿地民の生活についての解説も加わり、作品は学術的にも文学的にも価値ある内容となっています。著者が眺めた風景は、今では再現できない貴重なものであり、読者に深い感動を与える一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2025/12/06

イラク南部バスラから下ったファオ(ファーウ)での仕事に携わったことがあり(当時はテロ活動が活発で、現地ではセキュリティ会社の保護の下に移動していた)、イラクはなんとなく身近に感じていた。 そんな折、2016年初冬に日本・イラク文化交流セミナー(中等懇話会・中東映画研究会主催)にて...

イラク南部バスラから下ったファオ(ファーウ)での仕事に携わったことがあり(当時はテロ活動が活発で、現地ではセキュリティ会社の保護の下に移動していた)、イラクはなんとなく身近に感じていた。 そんな折、2016年初冬に日本・イラク文化交流セミナー(中等懇話会・中東映画研究会主催)にて本書の存在を知り、約10年後に読む機会に恵まれた。 イギリスの冒険家による本書は1950年代のイラク南部湿地帯を訪問したときの様子が書かれている。 ゆったりとときにははげしい時間のながれを感じる本書。個人的には「北の国から」の雰囲気をイラクに置き換えたような…。 おそらく現在は同時のような景色を見ることは出来ないのかもしれないのだが、実際に見てみたいものだ。

Posted by ブクログ

2021/04/21

1951年~1958年にイギリス人セシジャーがイラク湿地帯に断続的に滞在した記録。最長は7カ月滞在。1957年は行かなかった。湿地帯はチグリス川左岸の東部、ユーフラティス川と合流する中部、ユーフラティス川右岸の南部に分かれるが、セシジャーが滞在したのは主に中部であった。 まずは...

1951年~1958年にイギリス人セシジャーがイラク湿地帯に断続的に滞在した記録。最長は7カ月滞在。1957年は行かなかった。湿地帯はチグリス川左岸の東部、ユーフラティス川と合流する中部、ユーフラティス川右岸の南部に分かれるが、セシジャーが滞在したのは主に中部であった。 まずはイノシシ狩りをやろうと誘われている。イノシシは泳ぎもうまいようだ。その後もイノシシ狩りをしている。また湿地民(マアダン)は魚は自分たちで食べるためにとっているが、魚を売る人を「ベルベラ」といって軽蔑している。出される食事は最初は米と羊。セシジャーは客なので食べるごとに羊を屠っているようだ。 著者ウィルフレッド・センンジャー(1910-2003)は外交官の父のもとにアディスアベバで生まれ9歳まで過ごす。オックスフォード大を卒業すると1935年にスーダン政庁に入りスーダンの砂漠と湿地帯に勤務し砂漠の虜になる。第二次境大戦ではスーダン防衛隊の士官や、英国情報部のシリア特殊部隊などにも所属。1943年に除隊後はエチオピアのハイレ・セラシエ皇帝の顧問となる。1945年~1949年、国連食糧農業機構が砂漠のいなご大群の被害実態を知るためアラビア半島の空白地帯の旅をする人を探している事を知り、その仕事を引き受ける。そのあと1950年、イラク南部を初めて訪れる。セシジャーが最後に湿地帯を訪れてから三週間後の1958年7月、民族主義者の陸軍将校らが率いる蜂起によって国王ファイサル二世が家族もろとも殺され英国大使館は暴徒に襲われた。その後二度とセシジャーはイラクに戻ることはなかった。(訳者あとがきより) イラク研究者の酒井啓子氏が湿地民について、現在までの歴史的経緯を解説している。 2009.11.10発行 図書館

Posted by ブクログ

2020/05/29

『私にとっては場所よりも人間の方が大事なので、アラブ人のところに戻ることにしたのである』(P.15) 『私はふたたびこうした生活に、単なる傍観者としてではなく、住民として浸りたいという熱い思いが込み上げてきた』(P.19) 『ピダハン』(ダニエル・L・エヴィレット著)に負けじとも...

『私にとっては場所よりも人間の方が大事なので、アラブ人のところに戻ることにしたのである』(P.15) 『私はふたたびこうした生活に、単なる傍観者としてではなく、住民として浸りたいという熱い思いが込み上げてきた』(P.19) 『ピダハン』(ダニエル・L・エヴィレット著)に負けじとも劣らない、学術的にも文学的にも一読に値する珠玉の名作。 翻訳も安定しており、最後の1頁まで知的アドレナリンを喚起し続ける。 惜しむらくは、筆者が眺めた風景は筆者の著作でしか振り返ることが出来ないということだ。

Posted by ブクログ

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