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変わる家族変わる食卓 真実に破壊されるマーケティング常識 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2009/10/25 |
JAN | 9784122052192 |
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変わる家族変わる食卓
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商品レビュー
2.9
10件のお客様レビュー
食の崩壊という言葉が聞かれるようになって、長い月日が経ちました。 男女平等、女性の社会進出が進み、家事は女性だけが担うもの、という考えが少しずつ変わってきていますが、それでもなお、日本の世の中ではまだ女性が子育て、食事づくりを担う風景が多いと思います。 その食事風景がどう変わって...
食の崩壊という言葉が聞かれるようになって、長い月日が経ちました。 男女平等、女性の社会進出が進み、家事は女性だけが担うもの、という考えが少しずつ変わってきていますが、それでもなお、日本の世の中ではまだ女性が子育て、食事づくりを担う風景が多いと思います。 その食事風景がどう変わっているか、という2000人以上を調査した広告代理店が、変わりゆく日本の家族・食卓風景をまとめました。 話には聞いたことがあるけれど、本当に凄い変化が訪れて、それが一般化されているのだな、と感じました。 もう凄すぎて失笑…。 でも、自分にも一つ当てはまることがあって反省。(嫌いな野菜は刻んで目立たなくして子どもに食べさせる…というところ) 子どもの嫌いな野菜は基本、食卓に上らせない。 作っても残されるなら無駄だから作らない。 週末にようやく家族がそろう日には、手作りではなく、自分も楽しみたいので家では作らない。 遊びを重視した日は食事のことはどうでもいい。 味見をしないでお弁当を作ったり冷凍食品を入れるが、家族から文句は出ないので、多分大丈夫なはず。 朝食のパンは、あわただしい朝は食器を洗う時間がもったいないので食器は出さない。 食べないよりましだから朝はカステラやケーキを食べさせる。 …等々、とにかく手間と愛情?が減ってしまった…と感じる回答の嵐。 焼き魚(グリルの片付け)煮物(時間がかかる)も面倒くさいから一切やらないという回答も多かったのだとか。 世界遺産に和食…、でもその和食が日本から消えそうな気がしてきました。大丈夫?日本! 2017/04/17
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今月の読売新聞に筆者の記事が載っていたので、興味が沸いたため読んでみた。こんな食生活を改善するためにはどうしたらいいのか、結論まで出さなくてもいいがその方向で話をして欲しかった。食事への無関心は、私にとっても深刻な問題かもしれないと思った。生産業、流通、表示やメディアなどの問題が...
今月の読売新聞に筆者の記事が載っていたので、興味が沸いたため読んでみた。こんな食生活を改善するためにはどうしたらいいのか、結論まで出さなくてもいいがその方向で話をして欲しかった。食事への無関心は、私にとっても深刻な問題かもしれないと思った。生産業、流通、表示やメディアなどの問題が、この結果をもたらしているのなら、それぞれにどんな問題があるのかを、この著者の視点から知りたくなった。 おそらく、この本のメッセージは、自分や家族の食事についてもっと興味を持ち、考えた上でどんな食事をとるかを決めるべきで、メディアや世間の目や自分の一時的な気分に左右されすぎている人が多い。ということなのだと思う。 実態がひどいことはよく分かったし、定点観測的な調査の威力は凄まじい。ただ、言い方が嫌味。前後で「私は、今どきの主婦を批判したい訳ではない」と言っているが、そのような本には見えない。少し前の本なので、時代が違う部分もあったが。 また、どうしてダメなの?という料理がたくさんあった。例えば残ったかぼちゃペーストをパンに塗ったり、形のいいお重に入れて食べ物をよく見せたりすることなどは言う程のことかな、と思う。筆者は、土井善治さんの本とか、どう見るのだろう。マニュアルや表示に頼りすぎることを批判する一方で、色んな具が入ったシチューを批判するなど、一貫性がないように感じられ、著作が本当に言いたかったことがぼやけている。 私は共働きのため、夕飯の調理に使える時間は長くて一時間。時間の制約がある中での妥協点を見つけるのは、すごく難しいが、この本に出てくるような人のように、ポリシーのない食べ方はしたくないな、とは思った。出産を機によく言われるのが、無理をするな、手を抜け、ということだ。それと同じくらいの圧力で、子供や家族の食事は大切だ、ということも言われる。調理に手は抜いても、何を食べたい、食べるべきなのかはちゃんと考えたい。一時間の調理時間でも、出来ることはたくさんあるし、楽しく、健康に食べる気持ちを失いたくないと思った。
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面白かった。 主婦の食卓状況(約2000食卓)の定性調査結果をまとめた内容になっている。驚くべきは結果の中身より、2000年当時には異常と見られたであろう食卓状況が、今読んでみると殆ど違和感がない点だと思う。 個人的に共感する点も多い。『処理する快感、ゼロリセットの喜び』の辺...
面白かった。 主婦の食卓状況(約2000食卓)の定性調査結果をまとめた内容になっている。驚くべきは結果の中身より、2000年当時には異常と見られたであろう食卓状況が、今読んでみると殆ど違和感がない点だと思う。 個人的に共感する点も多い。『処理する快感、ゼロリセットの喜び』の辺りなど。 確かに、こういったものは定量調査では見えにくい。今のメーカーはネットでアンケートを取れば殆どのことが解決すると思ってるかもしれないし、価格面やスピードや手間から調査会社もネット調査を勧めがちだが、たとえば、若年層の本音などはこういった定性調査で汲み取るべきなのかもしれない。
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