
- 中古
- 書籍
- 文庫
- 1225-12-00
燃える天使 角川文庫

定価 ¥607
220円 定価より387円(63%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2009/10/23 |
JAN | 9784043943081 |
- 書籍
- 文庫
燃える天使
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
燃える天使
¥220
在庫なし
商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
柴田元幸さん編訳の短編集。印象に残る話が多いけど、明快なストーリーですっきりする類のものではないので、詩的な味わいが出来る、もしくは好きな、人向けかと。小さな姉弟の身体的特徴が時折入れ替わる不思議な話、軍需工場で戦地に行った夫を待つ話、などが僕は気に入りました。
Posted by
柴田元幸のオールタイムベスト作家、スチュアート・ダイベック「猫女」を含む海外文学アンソロジー。 こ、これは・・・思っていたよりも、上級者向けの本だったのかも。 あまりピンと来ないまま、「あ、終わっちゃった」という話もいくつかあり、読んでいる間中、「これをなんで文章で書こうと思っ...
柴田元幸のオールタイムベスト作家、スチュアート・ダイベック「猫女」を含む海外文学アンソロジー。 こ、これは・・・思っていたよりも、上級者向けの本だったのかも。 あまりピンと来ないまま、「あ、終わっちゃった」という話もいくつかあり、読んでいる間中、「これをなんで文章で書こうと思ったんだろう?」と不思議でならないものもあり。 「奇妙な味」タッチの話が多いと感じたのも意外だった。日本ではこういう短編は、ミステリーのほうに分類されるのだろうか。それとも、左翼的な(?)純文学と言われるのかなぁ。 読んでいて面白かったのは、ヴァレリー・マーティンの「世の習い」だったのだが、後半で急に抽象的な話になって、「??」状態になり、がっくり。 そういう意味では、「燃える天使/謎めいた目」と「サンタクロース殺人事件」が最後まできっちり楽しめたと思う。こういう主観的な話を楽しめることは、嬉しい(私が)。 「自己中心的」ではなく、あくまで「主観的」であることに、どこまで寛容になれるかで、この短編集の面白さが変わってくるのではないかな、と思った。 「わからない」ということは、しばしば怒りに繋がりやすい。けれど、「わからない」ことを「わからない」ままに楽しもうとする努力も、時には必要な気がする。少なくとも、そのほうが自分にも寛容になれる気がするから。
Posted by
ダイベック目当てで手に取ったが、モアシル・スクリアルや、パトリック・マグラアの作品も非常に良かった。このように、柴田さん翻訳という一種の保証がある上で、新たな作家との出会いの機会を得られるのは、大変有難い。
Posted by