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「エンジンのないクルマ」が変える世界 EVの経営戦略を探る
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「エンジンのないクルマ」が変える世界 EVの経営戦略を探る

大久保隆弘【著】

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「エンジンのないクルマ」が変える世界 EVの経営戦略を探る

定価 ¥1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞出版社
発売年月日 2009/10/08
JAN 9784532490676

「エンジンのないクルマ」が変える世界

¥110

商品レビュー

3.7

8件のお客様レビュー

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2012/03/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自動車製造会社の中心技術は,エンジン以外に2つあるという。 「走る,曲がる,止まる,という自動車を設計,開発,製造する技術と 大量に販売するマーケティング機能」 「ガラパゴス現象再来の危惧」 日本の規格で食べて行けるので安住したことを言うのだが,切り口が甘いかもしれない。 エンジンがモータに代替することによる技術要因が明確になっていないかもしれない。

Posted by ブクログ

2012/02/03

現在の日本ではハイブリッド車が出まわるようになりましたが、主にトヨタとホンダがその市場を握っています。それ以外のメーカは何を考えているのでしょうか、その一つの答えが電気自動車のようで、この本によれば、日産自動車と三菱自動車がその市場で覇権と取ろうとしているようです。 日産はゴ...

現在の日本ではハイブリッド車が出まわるようになりましたが、主にトヨタとホンダがその市場を握っています。それ以外のメーカは何を考えているのでしょうか、その一つの答えが電気自動車のようで、この本によれば、日産自動車と三菱自動車がその市場で覇権と取ろうとしているようです。 日産はゴーン改革により、コストを抑制することで利益をだすことには成功したようですが、次世代への技術に対してはどのように考えていたのでしょうか。 トヨタとホンダは当面の技術としてハイブリッドを考えているようですが、日産の場合は電気自動車なのでしょうか。特に、2010年の今年に年間5万台生産という大量生産を予定しているのは驚きでした、また年末に振り返りたいと思います。 以下は気になったポイントです。 ・日本企業は、三菱・富士・日産自動車に続いて、トヨタ・ホンダもEV開発を進めている、トヨタは日立、パナソニックと、日産はNECと提携している(p9、81) ・EVでは、内燃機関のエンジンに相当する部分が、電池とモーター、変速機がインバーターの役割で、電池は燃料タンクの役割をする(p47) ・明電舎は資本関係もないメーカであるが、三菱電気自動車のモータとインバータの開発担当をした、大手自動車メーカが内製化、合弁企業設立をしているのと対照的(p48) ・日産自動車は電気自動車の「リーフ」を日米で初年度(2010)に5万台生産を考えている、早期に市場を創造する戦略(p50) ・二次電池(正極、負極、電解液)の歴史において、製品として市場に地位を得ているのは4つ、鉛電池、ニッケルカドミウム電池、20世紀に日本企業が生み出した、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池(p82) ・内燃機関の模倣は難しい、企業内外の微調整力、きめ細かな設計技術、工程管理、熟練技術者のノウハウ等が必要であるから、これが日本の自動車産業の競争優位性を保った(p7) ・急速充電器の規格統一に向けて、EV開発先行3社である、日産・三菱・富士重工と、東京電力が協議を始めたが、電池に関しては話しあわれていない(p91) ・二次電池(リチウムイオン電池)の競争に関しては、日本が起こしたプロダクトイノベーションを、韓国・中国と欧米が追いかける構図(p96) ・1925年に豊田自動織機の創始者である豊田佐吉は、帝国発明協会に蓄電池発明奨励のために100万円を寄付した、これは同社の資本金と同額(p97) ・製品点数はガソリン車のアイが900点程度なのに対して、アイミーブは700点となった、組立工程では2~3割の削減した程度、既存車をベースにしているので大幅に削減されていない(p104) ・内燃機関のエンジン車の部品は、約2~3万点、自動車会社が造るのは30~40%(ほとんどエンジン部品、ボディの中心部)、残りはサプライヤーが供給する、EVになると部品の殆が外製化されることになる、エンジンを内製しないメーカーは車体メーカと呼ばれて別扱い(p108) ・従来の車が1グラム2円程度であるので、現在の200キロの電池:1グラム10円とすると、5分の1程度のコスト低減が必要(p118) ・軽量化を達成るのに重要な技術である高張力鋼(ハイテン)は、日本以外への技術移転は行われていない、日本の鉄鋼メーカのお家芸である(p119) ・三菱アイミーブは10・15モードで160kmの航続距離、日本では1日160km以上走るのは10%以下、アメリカでの30%程度、エアコン使用により2割程度減少する(p140) ・EVの加速感が優れている理由は、モーターのトルク応答性がガソリンエンジン比較で格段に優れていて、遅れが少ないから(p150) ・EV車のマーケティング上のポジショニングは、エンジン車やHV車との差異化を徹底すべき、例えば、ゼロエミッション化、家庭での充電可能、加速感とレスポンス、静けさ等(p155) ・ルノー日産アライアンスは、デンマーク、イスラエル、ポルトガル、モナコ、英国、フランス、スイス、アイルランド、中国、シンガポール、アメリカの4州、日本では神奈川県や横浜市と、ゼロエミッションEVに関するパートナーシップを締結している(p159) ・トヨタはEVよりもPHV(プラグインハイブリッド)を市場に優先投入する考え(p169) ・日産はこの転換期において、ルノーとのアライアンスを強化して、グローバル市場に向けてプラットフォームの共通化、車両の小型化を重点的に進めている(p180)

Posted by ブクログ

2011/11/29

「EVは最終的な自動車の到達すべき姿なのである」 電気でうごく未来のクルマ「電気自動車(EV)」の話。その部品であるリチウムイオン電池についても詳しく触れられている。 EVにはその名の通りエンジンがなく、モーターと電池とインバーターで動く。これがかなり重要な事実。 未来にわ...

「EVは最終的な自動車の到達すべき姿なのである」 電気でうごく未来のクルマ「電気自動車(EV)」の話。その部品であるリチウムイオン電池についても詳しく触れられている。 EVにはその名の通りエンジンがなく、モーターと電池とインバーターで動く。これがかなり重要な事実。 未来にわくわくしつつ、EVがこれまでのクルマとはまったく違うクルマであり、ここで日本が乗り遅れると本当に終わってしまうという危機感も感じた。 【登場企業】日産、三菱自動車、GSユアサ、明電舎

Posted by ブクログ

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