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死刑
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2009/10/10 |
JAN | 9784120040634 |
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死刑
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商品レビュー
4.4
11件のお客様レビュー
死刑そのものや、死刑に関わる仕事につく人たち、加害者と被害者についてざっくりと説明を加えて書かれたもの。 色んな点に触れているため、死刑についての結論のようなものはありません。 死刑は無くすべきか?生きて償い続けるべきか?死んで詫びるべきか?と言われると、読んだ私の考えは変わりま...
死刑そのものや、死刑に関わる仕事につく人たち、加害者と被害者についてざっくりと説明を加えて書かれたもの。 色んな点に触れているため、死刑についての結論のようなものはありません。 死刑は無くすべきか?生きて償い続けるべきか?死んで詫びるべきか?と言われると、読んだ私の考えは変わりませんでした。 教誨師や刑に関わる人達のやっていることは、絶対に良いことではありますが、やはり、一方的に大切な人を奪われて悲しみや怒りを抱く人達の感情の方に強い共感を覚えてしまいます。 加害者が生きて償える機会を与えるのなら、被害者に対してそれ以上に悲しみを癒し、救いの道を与える制度とケアはあるべきです。 なので、本書で海外の一部の被害者の制度について豆知識程度に知れたのは良かったです。 死刑判決が出ても、再審など色々な事情でほとんど終身刑みたいな状態になるのも含めて、社会全体が目を向けるべき問題なのは分かりました。
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誰かの命を奪うという事は結局誰も救われない。 それはきっと死刑執行をもってしても。 だからといって否定とも肯定ともはっきりできない。 判決について、死刑執行について、贖罪について、取材を通して書かれた1冊。できる限り被害者、加害者、偏ることのない視点で記そうとしていることを感じ...
誰かの命を奪うという事は結局誰も救われない。 それはきっと死刑執行をもってしても。 だからといって否定とも肯定ともはっきりできない。 判決について、死刑執行について、贖罪について、取材を通して書かれた1冊。できる限り被害者、加害者、偏ることのない視点で記そうとしていることを感じさせる。 2009.10 読売新聞社会部
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読んでてすごく辛かった…死刑事件一つでも辛いのに過去の死刑事件について立て続けに記述されてる。よく取材して書き上げたなぁ、死刑に関する色々をこれだけ集めたと思う一方、死刑制度を存続すべきか廃止すべきかの議論といずれにせよどう運営してくかの議論がややないまぜな印象…。前提として死刑...
読んでてすごく辛かった…死刑事件一つでも辛いのに過去の死刑事件について立て続けに記述されてる。よく取材して書き上げたなぁ、死刑に関する色々をこれだけ集めたと思う一方、死刑制度を存続すべきか廃止すべきかの議論といずれにせよどう運営してくかの議論がややないまぜな印象…。前提として死刑に持たせる意味や刑罰の位置付けが異なって議論されていて折合いがつかないんじゃないか…制度の存否は最後はどちらかに決めうちしなきゃならないのかもしれないけど、議論を整理して考えてみたい。
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