週末、森で コミックエッセイ

益田ミリ【著】

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎
• 発売年月日: 2009/10/01
• JAN: 9784344017306

商品レビュー

2024/10/28

図書館で見つけると、つい借りてしまう作家、益田ミリさん。

なんだろ。
ホッとするというか、新たな気づきを得るというか。
あぁ、自分だけじゃないんだな、、、と、孤独から脱却できたり。
ストーリーは単純なのに、奥が深いのです。

特に、会社員の描写が生々しい。笑
イヤなヤツってどこにもいるけれど、そのイヤなヤツの描き方が絶妙。
特に、イヤなヤツのセリフが、リアルなのです。
そういう人、私の周りにもいる！みたいな。
そういうイヤなヤツにむやみやたらに傷ついてしまう自分。
そんな自分が嫌になるのだけれど、マンガの中で同じシチュエーションに出くわすと、「あぁ、マンガのネタになるくらいだから、私だけじゃないんだなぁ」と慰められます。

今回も気になるフレーズがあったので、紹介します。
（イヤなヤツネタではありません）

"来年の約束をするのっていいね
自分が来年も元気でいるって思えてるいまって
いいね"

当たり前のように、来年があると思っていますが、命の保障があるから思えることなんですよね。
「死」が目の前に迫っている人、生活するのに精いっぱいで明日の事しか考えられない人は、来年の事を考える余裕はまずないでしょう。

来年も生きている。

そういった前提を元にいろいろな予定を立てられる事って、本当に幸せな事なのだと思うのです。

高望みをしたらきりがないけれど、時に原点にかえってみると意外と幸せな事に気づけたりするんですよね。

もう、年末です。
来年はどんな年にしたいのか？
そろそろ考え始めてもいいかもしれません。

2024/09/25

ミリさん作品の登場人物たちにとってのサードプレイスを、早川さんは作ってくれたんだね。
駅近くだったり、自家用車があったり、肩肘張り過ぎてないのもいいね。郊外暮らしにも都会のおいしいスイーツは必要だよ。3.6

2024/09/19

これを読み終えたら是非「きみの隣で」も読んでほしい。
早川さんの素晴らしさがブーストされて、マユミちゃんせっちゃんもよく見えるから。
益田ミリさん好きだわ〜