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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2009/09/25 |
JAN | 9784121020208 |
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商品レビュー
3.3
5件のお客様レビュー
「とめはねっ」を読んで書道に興味を持ったので、マンガの中でも引用されていた石川九揚の本を読んでみた。筆者をして「筆蝕」理論の到達点と言わしむるだけあって、楷書の成立を通して「書は筆による刻である」と喝破している点は興味深いが、ところどころに見受けられる現代文化に対する批判的な言は...
「とめはねっ」を読んで書道に興味を持ったので、マンガの中でも引用されていた石川九揚の本を読んでみた。筆者をして「筆蝕」理論の到達点と言わしむるだけあって、楷書の成立を通して「書は筆による刻である」と喝破している点は興味深いが、ところどころに見受けられる現代文化に対する批判的な言は蛇足。現代の「妙に自己表現とやらを重視する」書道ブーム(?)が、書に対する裾野を広げていることは事実なのだから、素直にその利点に目を向ければいいのにと思う。
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表現力というか言葉の選び方が個性的だと感じた一冊。石川九楊さんは初めて読んでみた。 ---- 書は芸術である。絵画ではない。 正確には書は書である。 既存の分野で考えるならば、書は文学である。 裏側から見た文学である。 ---- うぬ。ここだけ読むとちょっと意味がわからない。...
表現力というか言葉の選び方が個性的だと感じた一冊。石川九楊さんは初めて読んでみた。 ---- 書は芸術である。絵画ではない。 正確には書は書である。 既存の分野で考えるならば、書は文学である。 裏側から見た文学である。 ---- うぬ。ここだけ読むとちょっと意味がわからない。 ・筆蝕と呼ぶ力と感覚の芸術、 ・プロセスに重きを置く表現である というのは納得できた。 「書の楽しさは筆蝕上の快感」 そうそう。書いた作品云々を語るより、書いてるその時間が楽しいんだよね。 快感。 今度、書の面白さって聞かれたら、 筆蝕上の快感!ってさらっと答えてみよう、っと。
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我々が物語に感動するのはストーリーや構成よりも、文体や語り口によるところが大きいのだろう。 http://sessendo.blogspot.jp/2012/11/blog-post_1370.html
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