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ババ・ホ・テップ(4) 現代短篇の名手たち ハヤカワ・ミステリ文庫
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ババ・ホ・テップ(4) 現代短篇の名手たち ハヤカワ・ミステリ文庫

ジョー・R.ランズデール【著】, 尾之上浩司【編訳】

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ババ・ホ・テップ(4) 現代短篇の名手たち ハヤカワ・ミステリ文庫

定価 ¥1,100

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2009/09/25
JAN 9784151782541

ババ・ホ・テップ(4)

¥1,045

商品レビュー

4.6

8件のお客様レビュー

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2013/08/04

 なんと言っても「ステッピン・アウト、一九六八年の夏」が素晴らしい、素晴らしいほどに酷い。悪ガキ三人組が女を買いに出かける、ちょっとしたぼんくらな青春物語のはずが誰もが予想しなかった方向に転がり落ちていく様が圧巻。なんでこうなった。  こんなどうしようもない話がある一方でハリケー...

 なんと言っても「ステッピン・アウト、一九六八年の夏」が素晴らしい、素晴らしいほどに酷い。悪ガキ三人組が女を買いに出かける、ちょっとしたぼんくらな青春物語のはずが誰もが予想しなかった方向に転がり落ちていく様が圧巻。なんでこうなった。  こんなどうしようもない話がある一方でハリケーンによる高潮被害で壊滅したテキサスの街を舞台にその運命の日を群像劇風に描き、ラストではどこかしんみりとした不思議な余韻を残していく「審判の日」や自分の母親の思い出をストレートに書いたエッセイ「オリータ、思いでのかけら」などもあって侮れない。  あとやたらと下品と言われる事が多いランズデールだけど、「ババ・ホ・テップ」(映画『プレスリーVSミイラ男』の原作)を読んでようやくそれが間違ってないことを実感した。やあほんと下品だわ。

Posted by ブクログ

2012/08/16

短編だからか展開が早いけどページ数以上のボリューム感があった。ランズデールは長編しか読んでなかったけど、短編もいいなあ。最初の3編は印象に残らなかったけど、そこから先は怒濤のクオリティで非常に楽しめた。アメリカ文学はよくわからないけど、ランズデールってマーク・トウェインの系譜にあ...

短編だからか展開が早いけどページ数以上のボリューム感があった。ランズデールは長編しか読んでなかったけど、短編もいいなあ。最初の3編は印象に残らなかったけど、そこから先は怒濤のクオリティで非常に楽しめた。アメリカ文学はよくわからないけど、ランズデールってマーク・トウェインの系譜にあるのかもなあ。

Posted by ブクログ

2011/07/19

一見、飛んでいるとみせかけてきっちりとした話を作ってくる作家。最初は、乱暴で品のない言葉使いばかりで、これはどうもあまり好みに合わないなと思って、読むのを諦めかけたが、ハロルド・メイバーンのピアノみたいにがつがつとした語りで、結局、最後まで楽しく読み通せた。 あとがきの通り、「...

一見、飛んでいるとみせかけてきっちりとした話を作ってくる作家。最初は、乱暴で品のない言葉使いばかりで、これはどうもあまり好みに合わないなと思って、読むのを諦めかけたが、ハロルド・メイバーンのピアノみたいにがつがつとした語りで、結局、最後まで楽しく読み通せた。 あとがきの通り、「審判の日」が傑作。

Posted by ブクログ

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