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赤い雲伝説殺人事件 廣済堂ブルーブックス
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 廣済堂出版 |
発売年月日 | 1983/12/15 |
JAN | 9784331051535 |
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赤い雲伝説殺人事件
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
内容が原発建設に纏わる殺人劇だったので、わたし的にちょっとタイムリーな内容であった。 と言っても、今回の震災のように原発事故が起こった後ではなく、原発を近くの土地に呼ぶか否かのものだったが、読んでいてひとごとじゃない感想を持ったのは実際に故郷が原発によって被害を蒙っているからだと...
内容が原発建設に纏わる殺人劇だったので、わたし的にちょっとタイムリーな内容であった。 と言っても、今回の震災のように原発事故が起こった後ではなく、原発を近くの土地に呼ぶか否かのものだったが、読んでいてひとごとじゃない感想を持ったのは実際に故郷が原発によって被害を蒙っているからだと思う。 事故が起こってしまってからじゃ遅いのだ・・・。 この本をもし・一ヶ月前に読んでいたら、感想も違っていたろう。 だが、実際に原発事故が起こったせいで、この物語に置ける自分の見方はかなり変わったと思う。 原発に対しての被害の蒙り方も人それぞれだから、今の自分の立場だからこそ思うこともある。 著者も、その辺りの心理を本の中で書いていた。 ・・・さて。そして注目すべき浅見光彦だが、既にこの巻から連載モノとしてのキャラクタを確立させつつ、あった(笑)。 この話では、他ならぬ光彦のおかーさんが事件に関わらせる「依頼」(命令というべきか・笑)をしてくるし、兄ちゃんは出てこないくせに物語のそこかしこに立場を匂わせて、光彦を陰から助けている。 そして、キライじゃないのに何故か肝心な場面で女性に逃げ腰になる光彦さん・・・(^-^;。 ま・こういった彼の情に溺れないところ・決して女性と一線を越えないところが浅見シリーズを長続きさせているのかもしれないが。(笑) 今まで内田氏の浅見シリーズを三冊読んでみたが、歴史や原発等の題材が絡んできても、この方の本って・・・読み終えた後後味がさらりとしていて割りに「軽い」のだね。 ちょっとした娯楽って感じ。あいや、読書は娯楽だけどさ、なんとなくそう思ったのですわ。
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イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/1971369.html)
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