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愛憎の王冠(上) ブーリン家の姉妹 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2009/09/25 |
JAN | 9784087605877 |
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愛憎の王冠(上)
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商品レビュー
3.2
11件のお客様レビュー
相変わらず、このブーリン家の姉妹シリーズは面白すぎる。この「愛憎の王冠」はもうブーリン姉妹のお話ではないんだけど、第1巻(?)の最後で処刑されたブーリン姉妹の姉、アン・ブーリンの娘のエリザベスがこの物語のキーマン。 私が大好きだった第1巻主人公のブーリン姉妹の妹メアリーが全く出て...
相変わらず、このブーリン家の姉妹シリーズは面白すぎる。この「愛憎の王冠」はもうブーリン姉妹のお話ではないんだけど、第1巻(?)の最後で処刑されたブーリン姉妹の姉、アン・ブーリンの娘のエリザベスがこの物語のキーマン。 私が大好きだった第1巻主人公のブーリン姉妹の妹メアリーが全く出てこなかったのはちょっと悲しかったけど、それでも十分楽しめた。 この「愛憎の王冠」の主人公のハンナはおそらく想像上の人物なんだろうけど、それにしてもここに書かれている大筋は事実ということがすごい。 幼少期から不憫な扱いを受けてきたメアリー王女にも、ずる賢いんだけど魅力的すぎて嫌いになれないエリザベス王女、どっちにも等しく幸せになって欲しいのに、そんなこと絶対あり得ないことが悲しい…(一巻で経験済み) まあとりあえずまだ上巻しか読めてないので、近いうちに下巻まで読んで、しっかり物語の結末を見届けたいと思います。
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ブーリン家の姉妹2 時代は、キャサリン&アンからその娘達メアリー&エリザベスに移る。 影の薄かったメアリーが立派な王女に成長していた。前巻で打ち捨てられ、表舞台から退場したように見えたのだが、やはりその血筋は高貴で正当なもの。しかし、この時代の王族は天国と地獄を何往復すれば良いの...
ブーリン家の姉妹2 時代は、キャサリン&アンからその娘達メアリー&エリザベスに移る。 影の薄かったメアリーが立派な王女に成長していた。前巻で打ち捨てられ、表舞台から退場したように見えたのだが、やはりその血筋は高貴で正当なもの。しかし、この時代の王族は天国と地獄を何往復すれば良いのだろう。下巻も楽しみだ。
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映画化された「ブーリン家の姉妹」のシリーズ2作目。 主人公はアン・ブーリンと妹ではなく、次の世代の話。 メアリー女王と後のエリザベス女王という異母姉妹の激しいせめぎ合いを描きます。 主人公は、この二人に仕える娘ハンナ。 ユダヤ人であることを隠して暮らしている本屋の娘でした。 若...
映画化された「ブーリン家の姉妹」のシリーズ2作目。 主人公はアン・ブーリンと妹ではなく、次の世代の話。 メアリー女王と後のエリザベス女王という異母姉妹の激しいせめぎ合いを描きます。 主人公は、この二人に仕える娘ハンナ。 ユダヤ人であることを隠して暮らしている本屋の娘でした。 若きロバート・ダドリーと師のジョン・ディー博士に神託の才を見出され、道化として宮廷に上がることに。 当時、聖なる道化という、召使の序列から少しずれた存在が王族に可愛がられていたのですね。 ヘンリー8世亡き後、王位は姉妹の弟のエドワードへ。 少年王は病弱だったため、権力は宰相ダドリーに握られていました。 王位継承順位は、エドワードの次が長女のメアリーと決まっていたのですが。 宰相は他の人物を立てようとを画策、失敗に終わります。 ハンサムなロバート・ダドリーはこの宰相の息子で、エリザベスの幼馴染で後の有名な恋人ですが~とうぶんは謀反人の息子の汚名を着ることに。 メアリー女王のことは、あまりよく知りませんでした。 スペイン出身の最初の妃キャサリンの娘ですが、思えば気の毒な生い立ち。 王女として生まれ育ちながら、若い頃はずっと、父親の浮気と両親の離婚に苦しみ、弟が王位についた後もカトリックなので不遇だったのですから。 少女ハンナの目を通して、地味だが誇り高く善良で、危機に際して立派な振る舞いを示した様子が語られます。 このハンナ、エリザベスにも憧れてしまうんですけどね。 弟とも仲が良く、国民に人気のあったエリザベス。 すらっとして若々しく、人の気持ちを惹きつけるところがあったのです。 それは生き延びるための知恵でもあったのでしょうが‥ ハンナ自身は、ユダヤ人であることがバレたらと怯え、初恋のロバートに逆らえずスパイの役を務め、親の決めた婚約にも乗り気になれないまま。 宮廷の華やかな人々とその危機に次ぐ危機に、幻惑されたように日を送ることになります。 知らなかった事情や、年代の変化が丁寧に追われていて、さらにイングランドだけでなくユダヤ人の世界も描かれるので、非常に濃くてドラマチック! 2作目がこんなに面白いとは予想外でした。 続きも読むつもりです。
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