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潰玉
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潰玉

墨谷渉【著】

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潰玉

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2009/09/15
JAN 9784163284903

潰玉

¥550

商品レビュー

2.5

4件のお客様レビュー

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2015/07/22

タイトルが「どんな意味だろ?」と思って読んでみたが、これは失敗。こういうの作品は好きじゃないなあ。途中からかなり流し読みしてしまいました。

Posted by ブクログ

2011/06/28

性を描く。 その手法を学びたいと思い、本作品を手に取った。 それはとても難しいことなんだと改めて認識するに至った。 掲題の『潰玉』(かいぎょく)は、芥川賞の候補作となった作品。 字面を見ると、結構高尚な内容かと思いきや、 男の玉を潰す、即ち、陰嚢を蹴ったりするSMチック...

性を描く。 その手法を学びたいと思い、本作品を手に取った。 それはとても難しいことなんだと改めて認識するに至った。 掲題の『潰玉』(かいぎょく)は、芥川賞の候補作となった作品。 字面を見ると、結構高尚な内容かと思いきや、 男の玉を潰す、即ち、陰嚢を蹴ったりするSMチックな小説だ。 女に玉を蹴られることに興奮する男。 そこに男の職業を混ぜ込んだ小説なんだが、 その職業に係るまじめで硬質な話題が どこか別枠で語られているのがなんとも惜しい。 別枠はいいとして、一種の大河小説のように もう少し長篇の小説にして、職業人としての男とマゾッホな男とを 両方を描ききればとても良い小説になるのではないか? 最終盤で、女に再度玉を蹴られている男に 携帯が鳴り、仕事の話と性的行為が混在するところなど とても筆が冴えている。 もう一つの小説『歓び組合』は 現代ブルジョアジーの性的秘密結社を描いているのだが、 これも同様の感想を持った。 本作にいえることは、 『潰玉』より性表現がより深化していることだ。 ここまでやるか!という、深みに、我々はドツボに嵌めさせられる。 ドツボにはまると感情は自由に赴き、こっけいさえ感じるようになるのだ。 性を描く。 即ち、それは、性的表現のあくなき探求と社会的深層を いかに調和させるか、あるいは倒錯させるか。 その料理法に係っているということになるのではないか?

Posted by ブクログ

2009/12/07

だめだ…一切、理解・納得・移入が出来なかった…。 ここまでイカレタ”世界”を作ってしまうのは、凄いと思うケド…。かなり飛ばし読みしたが、後味の悪さは、しっかり残った…。ニガい。

Posted by ブクログ

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