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都市と星 ハヤカワ文庫SF
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商品詳細
内容紹介 | 「2001年宇宙の旅」「太陽系最後の日」などで知られるSF作家が描く、遙か未来の話。無から生まれた異端的存在、アルヴィンは都市の外に出ることに強く憧れる。しかし、他のものが言うには都市の外には砂漠が広がり、いままで誰ひとり出たものはいない。そんな中、ついにアルヴィンは都市の外へ!ラストは衝撃のスペクタクル!! |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2009/09/15 |
JAN | 9784150117245 |
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都市と星
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スケールも設定も壮大なのに話としてまとまっているのが凄いなと感じた。 何百億年という歳月で起こる宇宙規模の変化に、ダイアスパーという不死を実現させた超科学のユートピア…。 主人公アルヴィンの冒険譚としてもとても面白く、たくさんのロマンが詰まってるなと感じた。 特に好きだった描写は...
スケールも設定も壮大なのに話としてまとまっているのが凄いなと感じた。 何百億年という歳月で起こる宇宙規模の変化に、ダイアスパーという不死を実現させた超科学のユートピア…。 主人公アルヴィンの冒険譚としてもとても面白く、たくさんのロマンが詰まってるなと感じた。 特に好きだった描写は人間のいない惑星で植物が独自の進化を遂げている描写が凄く禍々しくて想像が膨らんでわくわくした。 また、子どもほどの精神年齢の知的生命体ヴァナモンドも印象に残った。 「幼年期の終わり」でもそうだったが、クラークは幼稚な知的生命体描くのが上手だなと思った。 あと訳者のセンスなのかとても文章が読みやすい。
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成熟した文明、安定を得た歴史の終わり。人類はその先に何を見るのか。どれだけ文明や社会が進化しようともそこにあるのは、飽き足らずに新しい世界を求め続ける子どもの様な好奇心が人間の人間たりうる条件であった。
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不死と引き換えに生殖を捨てた人類、メモリーバンク、ヴァーチャル世界、都市を管理する全能の中央コンピュータ…「SFあるある」の設定が詰まっているが、これが1950年代に出版されたことを思うと改めてクラークの偉大さを実感する。個人的には、肉体を持たない宇宙知性、ヴァナモンドの強烈な存...
不死と引き換えに生殖を捨てた人類、メモリーバンク、ヴァーチャル世界、都市を管理する全能の中央コンピュータ…「SFあるある」の設定が詰まっているが、これが1950年代に出版されたことを思うと改めてクラークの偉大さを実感する。個人的には、肉体を持たない宇宙知性、ヴァナモンドの強烈な存在感が印象的だった。クラークの発想は、スケールがあまりにも大きく、荘厳でピュアに精神的な、言ってしまえば霊的なものを強く感じることが多い。そして、美しい。
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