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越境 ハヤカワepi文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2009/09/15 |
| JAN | 9784151200564 |
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越境
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越境
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商品レビュー
4.1
20件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
原題はThe Crossing。 横切ること。交わること。交差点。 これを「越境」としたことで、イメージが果てしなく広がる。 マッカーシーの描く世界はとても冷徹だ。 神の視点に近いかもしれない。 この世に物語はない。陽は昇り、大地を照らし、沈む。または陽は昇る。 その中をビリーは生きる。 なぜ、生きているのかはわからない。 でも生きる。 ビリーは3度、メキシコへ渡る。 1度目は狼を送り届けるため。 2度目は親を殺され盗まれた馬を取り戻すために。 3度目は唯一の肉親である弟を救うために。 1度目は心の赴くままに、 2度目は自ら課した義務のために、 3度目は孤独に押し出されて旅をする。 ビリーがメキシコへ渡るとおとぎ話のような雰囲気になる。 アメリカに戻ってくると、現実に戻り、小説自体も筋道を立て直す。 現実(アメリカ)と夢(メキシコ)を交錯させ、ビリーをその交わるところに置き、あとは傍観者のごとく描写する。 著者は決してビリーを導かない。 生きることの意味や希望はそこにはない。 でも、生きなければいけない世界がそこにはある。
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コーマック・マッカーシー氏の国境三部作の第二作目。 アメリカ南西部とメキシコを舞台に大自然と人々との関係を描く。雄大な自然と過酷な運命。出来事全てを等価に扱い、残酷さも慈愛も綯い交ぜにしてある意味で無関心かつ突き放す文体はとても哲学的。 主人公である16歳のビリー・パーハムは内的...
コーマック・マッカーシー氏の国境三部作の第二作目。 アメリカ南西部とメキシコを舞台に大自然と人々との関係を描く。雄大な自然と過酷な運命。出来事全てを等価に扱い、残酷さも慈愛も綯い交ぜにしてある意味で無関心かつ突き放す文体はとても哲学的。 主人公である16歳のビリー・パーハムは内的な衝動で行動し、ビリーを襲う不条理な運命はまるで聖書のヨブのよう。それなのにビリーの心理描写や感情変化はほぼ描かれる、メキシコで出会う人々の剥き出しの人間性との繋がりのなかで読者に伝えられる。 16歳にしてハードボイルドでタフガイ。しかし美しい情景が目に浮かぶ文章は詩的。魅力的な作品。
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※このレビューにはネタバレを含みます
大まかなストーリーは背表紙に、捕まえた狼を故郷のメキシコへ越境して連れて行くと書いてありましたが、3分の1過ぎて予想外の展開に。 前作よりストーリーのスケールは越境のほうが大きいと思いました。 プリマ・ドンナや元老兵士そしてジプシー?や旅人が、様々な世界のあり方や捉え方を予言のごとく語ります。彼らにはビリーをどう見ていたのかどう映っていたのか。 コーマックマッカーシーの本は時と場所を選んで静かに読みたいと思いました。
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