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武田勝頼 新装版(三) 空の巻 講談社文庫
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武田勝頼 新装版(三) 空の巻 講談社文庫

新田次郎(著者)

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武田勝頼 新装版(三) 空の巻 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2009/09/15
JAN 9784062763882

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みんなの感想まとめ
  • 武田家
  • 崩壊物語
  • 戦国時代の悲劇
  • 内部裏切りの恐怖
  • 新府城築城の希望
  • 織田軍
  • 進攻の脅威
  • 家臣団の離反
  • 武士の誇りと絶望
  • 切ない歴史の教訓

戦国時代の武田家の崩壊を描いた物語は、内外からの圧力により無情にも進行する悲劇を浮き彫りにしています。特に、家臣団の離反や親類の裏切りがもたらす物悲しさは、読者の心に深く響きます。新府城の築城という希望の中で、まさかの木曾衆の謀叛と織田軍の進攻が重なり、武田勝頼は絶望的な状況に直面します。物語を通じて、新田次郎の思いが伝わり、読者はその切なさに引き込まれることでしょう。作品を読み進める手が止まってしまうほどの感情の揺れがあり、武田家の終焉に思いを馳せる読者も多いようです。戦国の激動の中で何が失われていったのか、その問いかけが心に残ります。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2021/02/23

武田家臣団が崩壊していく様が物悲しい。新田次郎の気持ちが伝わってきて、なかなか物語を先に進められなかった。機会があれば武田勝頼終焉の地を訪れたい。

Posted by ブクログ

2013/10/23

長篠の戦いで敗れた武田軍は名将、勇将を失いながらも世代交代で新たな人材を登用し名誉挽回の機を伺っていた。そして織田軍牽制で利害の一致した上杉氏や北条氏と手を組み、自領の安全は確保した。高天神城はまだ抑えており、家康もうかつには侵入してはこなかった。  しかし、家康は勝頼に対して...

長篠の戦いで敗れた武田軍は名将、勇将を失いながらも世代交代で新たな人材を登用し名誉挽回の機を伺っていた。そして織田軍牽制で利害の一致した上杉氏や北条氏と手を組み、自領の安全は確保した。高天神城はまだ抑えており、家康もうかつには侵入してはこなかった。  しかし、家康は勝頼に対してゆさぶりをかける。地方の小さな城にちょっかいを出しては勝頼の動向を見定めた。援軍を出さなければ、武田は苦しい台所事情が見透かされる。人を割くのも厳しかったが、援軍を出せば出すだけ戦費は嵩み、何度も動員をかけられる領民には不満が募った。  人心は武田を見限り始めていた。  もともと信玄という強力な統率者がいたため武田はまとまっていたが、信玄が出てくる前は内乱状態だった。勝っているうちは団結しているが、負けてくると綻びがそこかしこから出てくる。  そこにもって決定的に人心の離反を促したのが、躑躅ヶ崎館を捨てて新府城への移転を決めたことだ。信長家康連合軍に進行された場合、籠城に適する城がなかったことを憂えた穴山信君(穴山梅雪)の案を取り上げ、財政面や人的負担の懸念材料を秤にかけたが、武田家存続のために勝頼は移転を決断した。  人心の離反を理由に最も反対した真田昌幸が築城の責任者となったのは皮肉としか言いようがない。この移転案を献策した梅雪は、すでに家康に内通しており、昌幸が反対した理由そのものを利用して、武田を滅亡に追い込もうとしていた。  以上の流れは小説の筋としてそうなっているということなので、実際そうなのかはよくわからない。  しかし、まず木曽衆の寝返りによって信長軍の侵攻を抑える要を失い、また御親類衆筆頭の梅雪の裏切りによって、家康軍の侵攻の許したことで、両腕をもがれた勝頼は戦う術をほぼ失った。武田の敗色は濃厚だった。それをみた他の家臣も、次々に勝頼を裏切り、勝頼は完成した新府城に籠ることもできなかった。この時になって、人心が離れてしまっていたことにようやく気づいたことだろう。上杉家に身を寄せるという逃げ道もあったが、すでに再興の夢はかなわないと悟ったに違いない。最後は身を寄せようとした小山田信茂の館付近で、小山田に裏切られ討ち死にした。  こうして甲斐の名門武田家は滝壺にまっさかさまに落ちるように瞬時に滅亡した。  武田家臣団の裏切りには、信長からの所領安堵の密約があったようだが、その約束を信じて信長の面前に出た者のほとんどが殺されている。小山田信茂は最後の最後で主君を裏切った卑怯者として罵倒されてうえに処刑された。許されたのは木曽衆と穴山梅雪くらいだ。  憎むべきは武田家を敵に売った張本人・穴山梅雪だが、勝頼の死後わずか3カ月後に本能寺で信長が討たれたときに堺にいたため、急ぎ甲斐に戻ろうとした途上で落ち武者狩りにあいあえなく死んでいる。  失意のうちに討ち死にした勝頼と、得意絶頂の信長の死がわずか3カ月しか違わないことに、戦国時代の激動が伝わってきて感慨深い。

Posted by ブクログ

2012/08/14

連載時は『続・武田信玄』というタイトルで信玄没後から武田氏滅亡までを描いた全3巻の最終巻。 武田氏滅亡は御親類衆(とくに穴山梅雪を悪者にしている)などにその原因があるような内容で、勝頼は決して愚将ではなかったと。 とは言うものの、後の豊臣秀吉による四国や九州、小田原征伐に比べ...

連載時は『続・武田信玄』というタイトルで信玄没後から武田氏滅亡までを描いた全3巻の最終巻。 武田氏滅亡は御親類衆(とくに穴山梅雪を悪者にしている)などにその原因があるような内容で、勝頼は決して愚将ではなかったと。 とは言うものの、後の豊臣秀吉による四国や九州、小田原征伐に比べると味方の裏切りが余りに多いように思える。民衆の反発も強かったようだし、結局はそのような状況に追い込まれたのは統領であった勝頼の責任と思える。 しかし、勝頼一人に武田氏滅亡の責任を負わせるのはやはり酷かと。勝頼に対するイメージはいい方に変化したものの、父武田信玄が後継者・後継体制の育成に失敗したのではないかと考えてしまう。 もし後継者が嫡男だった義信だったとしたら・・・もし信玄が病気で亡くなっていなければ・・・

Posted by ブクログ

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