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堀辰雄 ちくま日本文学039
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堀辰雄 ちくま日本文学039

堀辰雄【著】

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堀辰雄 ちくま日本文学039

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2009/09/11
JAN 9784480425690

堀辰雄

¥770

商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

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2025/11/12

雄大な自然と、人間の限りある生命との対比が、作者の秀逸な描写と共に鮮やかに描かれていて心打たれた。人間の生と死を、自然の中の摂理として俯瞰的に捉えながらも、作者の目を通して心の機微と共に少しずつ景色が移ろいゆく様子が美しかった。 病気の影に脅かされながらも、「小さな幸福」に気付け...

雄大な自然と、人間の限りある生命との対比が、作者の秀逸な描写と共に鮮やかに描かれていて心打たれた。人間の生と死を、自然の中の摂理として俯瞰的に捉えながらも、作者の目を通して心の機微と共に少しずつ景色が移ろいゆく様子が美しかった。 病気の影に脅かされながらも、「小さな幸福」に気付けた作者の一生は、時間の尺度では測れない程、煌びやかで尊いものだったと思う。

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2022/10/05

燃ゆる頬が特別良かった。 どの主人公も目の前の人や景色を見ているようで、いつも自分の中の心象ばかりを見ているな、と思った。 目の前の人物そのものよりも、自分の理想像に重なった部分だけをその人物として見ていたい、というものの見方に陥るのは愚かだなあと思って笑えるけれど、当人たち...

燃ゆる頬が特別良かった。 どの主人公も目の前の人や景色を見ているようで、いつも自分の中の心象ばかりを見ているな、と思った。 目の前の人物そのものよりも、自分の理想像に重なった部分だけをその人物として見ていたい、というものの見方に陥るのは愚かだなあと思って笑えるけれど、当人たちは恋をしてるんだろうなあと思うと切実に読めるところもあり楽しかった。 端的で乾いた文体が心地よく、湿っぽい内容もスルスル読めた。大胆な省略が気持ちが良かった。

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2013/09/21

まるまる一冊堀辰雄ワールドを堪能できる傑作集。 「幼年時代」がとても良い。彼の複雑な生い立ちについて触れられているのだが、それも筆者の幼い頃の思い出の場所やお気に入りだったもの・風景についての愛にあふれた繊細な描写を際立たせるアクセントのようになっている。いろいろと家族や周りの...

まるまる一冊堀辰雄ワールドを堪能できる傑作集。 「幼年時代」がとても良い。彼の複雑な生い立ちについて触れられているのだが、それも筆者の幼い頃の思い出の場所やお気に入りだったもの・風景についての愛にあふれた繊細な描写を際立たせるアクセントのようになっている。いろいろと家族や周りの人々は皆苦労をしているが、幼い筆者はそんな中でも愛されて育ったのだな、と感じる作品。

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