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夏目漱石を読む ちくま文庫
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夏目漱石を読む ちくま文庫

吉本隆明(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2009/09/10
JAN 9784480426420

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夏目漱石を読む

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商品レビュー

3.9

15件のお客様レビュー

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2026/08/11

講義録なのでとても読みやすい。 一番好きな作品である『三四郎』の広田先生が語る夢が、夢十夜の十一番目なのではと語っていたのが印象に残った!

Posted by ブクログ

2026/04/29

「大なり小なり漱石の作品が訴えかけてくる感動は、作者が、われを忘れて身を乗り出してきて、小説の枠組みを跨ぎ越してしまうところにあるような気がします」P24 漱石自身の生い立ちや境遇に引きつけすぎてるなあという印象。何かというと乳幼児期のトラウマ的なものに原因を見出そうとすること...

「大なり小なり漱石の作品が訴えかけてくる感動は、作者が、われを忘れて身を乗り出してきて、小説の枠組みを跨ぎ越してしまうところにあるような気がします」P24 漱石自身の生い立ちや境遇に引きつけすぎてるなあという印象。何かというと乳幼児期のトラウマ的なものに原因を見出そうとすることにはあまり同意できない。漱石自身からはもう少し距離を置いて、テクスト自体からから読み解けないものだろうか。 また、吉本隆明に限ったことではないけれど、「虞美人草」の藤尾や「三四郎」の美禰子といった女性登場人物を特別視されすぎているんじゃないかと思う。確かに藤尾も美禰子も新しい女と扱われているが、それも結局は作中の男性たちの都合でしかない。批評の側でそれに従う必要はないはずで、ここも一歩下がって分析して欲しかった。 全体的にあまり納得できなかったが、90年代という時代的制約もおおきいのかもしれない。

Posted by ブクログ

2021/05/30

講演調で読み易い。漱石で一番知られているのは「こころ」だと思うけど、初めて読んだとき、”先生”はあまりにセンスティブすぎるんじゃないか、そこまでしなくていいのになあ、と思っていた。漱石の小説群はどうやら漱石自身の宿命を書いている、ということであった。”自分で何故そのようにふるまっ...

講演調で読み易い。漱石で一番知られているのは「こころ」だと思うけど、初めて読んだとき、”先生”はあまりにセンスティブすぎるんじゃないか、そこまでしなくていいのになあ、と思っていた。漱石の小説群はどうやら漱石自身の宿命を書いている、ということであった。”自分で何故そのようにふるまったか分からない”部分こそ、一番核のところにしまい込まれている無意識であり、漱石はそれを繰り返し表現しようと試みている。たぶん読み切れていなかった、もう一度読んでみようと思う。

Posted by ブクログ

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