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妖精島の殺人(上) 講談社ノベルス
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妖精島の殺人(上) 講談社ノベルス

山口芳宏【著】

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妖精島の殺人(上) 講談社ノベルス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2009/09/09
JAN 9784061826724

妖精島の殺人(上)

¥935

商品レビュー

3.5

7件のお客様レビュー

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2010/10/10

郷原グループの元会長・郷原潤一郎が所有する東北の孤島「竹原島」。 片思いの美女・欄間真希を追って、島へ上陸した派遣社員・柳沢洋輔は街の消失と妖精界出現を目撃。 空前絶後の体験談に警察は妄想だと断定するが、学生探偵・真野原は真実だと推理。 真相を探るべく、真野原は富豪が経営する会社...

郷原グループの元会長・郷原潤一郎が所有する東北の孤島「竹原島」。 片思いの美女・欄間真希を追って、島へ上陸した派遣社員・柳沢洋輔は街の消失と妖精界出現を目撃。 空前絶後の体験談に警察は妄想だと断定するが、学生探偵・真野原は真実だと推理。 真相を探るべく、真野原は富豪が経営する会社に赴き、その友人・森崎は島へと潜入。 だが森崎を待ち受けていたのは異様な街と、さらなる消失、そして惨劇だった。 はじめての作家さん。鮎川哲也賞出身だったのですね。 上巻と下巻が月をまたいで出版されたため、下巻を読むまでに少し時間が空いたのが残念。 自身の妖精写真を置いて行方不明になった真希を追いかけて島へと上陸した柳沢。 そこで目撃した、お酒とミルクが尽きることなく湧き出る泉に妖精たちの世界。 しかしそれらは消え去り、自分の妄想ではないかと悩む。 それを知った真野原たちが真希の行方と妖精界の調査のため島へ渡る。 と同時に起こる郷原一族連続殺人事件。 といったように上巻での謎の提示はとても魅力的でしたが、それらが解き明かされていく下巻はちょっとトーンダウン。 街の消失と妖精界については想像ついたし、真野原がスラスラ謎を解いていくのも都合が良すぎで物足りない。 クローズドサークルものならやっぱ、探偵役も一緒になって右往左往して苦しんで欲しいところです。 しかしあの理系なトリックの解明はよかったですね。 図がしっかり載せてあったのでわかりやすかったです。 登場人物たちの会話も軽くて読みやすく、なにより孤島での連続殺人はやはり好みです。 あの真野原の千里眼っぷり以外は面白く読ませていただきました。 できれば次に上下巻で出される時は同時に刊行してくださいますよう。

Posted by ブクログ

2010/03/19

孤島、洋館、密室、連続殺人とミステリの王道が詰め込まれた作品でした。上巻では名探偵不在のまま事件が進んでしまい、下巻ではどのようにして事件の謎を明かしていくのか非常に楽しみです。表紙のtoi8さんの美麗なイラストも想像力を掻き立てられます。

Posted by ブクログ

2010/03/15

被害者の体験談から入る導入部、名探偵+ワトソン+ヒロインという私好みのキャスティング・・・そしてクローズドサークル・・・まだ途中ですがわくわくしてます♪

Posted by ブクログ

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