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クライム・マシン 河出文庫

ジャックリッチー【著】, 好野理恵【ほか訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2009/09/20
JAN 9784309463230

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クライム・マシン

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商品レビュー

3.9

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2021/07/17

【感想】 ・ミステリ仕立ての星新一って感じ。と多くの人が思いそう。ぼくもそう思った。なかなか皮肉なオチがあって思わずニヤリ。 ・展開やオチが見え見えのもそうでないのも等しく楽しめる。語り口がいいのだろう。 【一行目】  「この間、あなたが人を殺した時、わたし、現場にいたんですよ...

【感想】 ・ミステリ仕立ての星新一って感じ。と多くの人が思いそう。ぼくもそう思った。なかなか皮肉なオチがあって思わずニヤリ。 ・展開やオチが見え見えのもそうでないのも等しく楽しめる。語り口がいいのだろう。 【一行目】  「この間、あなたが人を殺した時、わたし、現場にいたんですよ」とヘンリーは言った。 【内容】 ・タイムマシンの機能によって仕事の現場を目撃したと脅された殺し屋。本当にタイムマシンなどあるのか? ・確実に勝っていく小男にイラつくカジノ経営者。必勝法があるのか? ・余命四か月と宣告された男が始めたことは。 ・四年服役した後無実だとわかったと釈放された男が弁護に失敗した弁護士や嘘の証言をした証人に復讐を企てているだろうと皆が思っている。 ・刑務所に入って思索に耽りたい男が見知らぬ少女を殺した。 ・飛行機で隣の席になった二人の女が話しているうちに。 ・妻の従姉妹が、妻の不在を怪しんでいる。 ・切り裂きジャックの末裔だという男がクールな精神科医のところに治療に来た。 ・住民すべてが善良で誰も罪を犯さない町? ・模範囚の女性は何度も釈放審議会で不可となっている。 ・記憶喪失の「私」はどうやら記憶を取り戻したくないと思っているようだ。 ・遺体誤認に怪しいものを感じた部長刑事はセレンディピティを巻き起こす。 ・再登場の部長刑事はなんかヘンな町に泊まることとなる。 ・怪物が出没する町。

Posted by ブクログ

2020/09/17

殺し屋をゆすった一人の男。彼はなぜ殺し屋の仕事ぶりを知ったのかークライム・マシン カジノで勝ち続ける男が強請ってきたールーレット必勝法 無作法な奴が多すぎるー歳はいくつだ 無実の罪を晴らしようやく出所した男の話ー日当22セント などなどグイっと捻った短編ミステリー14本 『この...

殺し屋をゆすった一人の男。彼はなぜ殺し屋の仕事ぶりを知ったのかークライム・マシン カジノで勝ち続ける男が強請ってきたールーレット必勝法 無作法な奴が多すぎるー歳はいくつだ 無実の罪を晴らしようやく出所した男の話ー日当22セント などなどグイっと捻った短編ミステリー14本 『このミス』の海外部門で1位を獲ったんですよね。 海外モノはついつい安定の作家買いをしてしまうのですが、これは手が出ました。 そして大当たり・・・!!!!! すごい!全部面白い!こんなにショートなのに、情景が鮮やかに浮かび上がり、まんまと作者の罠にひっかかる。 中でも好きなのは「エミリーがいない」「罪のない町」「こんな日もあるさ」 ブラックユーモア、ホラー風味、猟奇もの、ファンタジックなど、テイストは様々ですが、全部面白い! オススメです!

Posted by ブクログ

2019/12/29

全く初めての作者の本を読むとき、可能ならば短編から入る。 作者というか、本との相性を見るために。 たいていは、呼ばれたような気がして手に取った本なので大丈夫だが、中にはどうしても、どんなにがんばっても読み進められないという本もある。 本書も図書館の新刊のコーナーで私を呼び止め...

全く初めての作者の本を読むとき、可能ならば短編から入る。 作者というか、本との相性を見るために。 たいていは、呼ばれたような気がして手に取った本なので大丈夫だが、中にはどうしても、どんなにがんばっても読み進められないという本もある。 本書も図書館の新刊のコーナーで私を呼び止めた(笑) 17ものミステリー短編を収録してあり、表題の「クライム・マシン」はタイムスリップ物…?ではなく、やはりミステリーです。 文体がシンプルで、アイデアが良く、これは掘り出し物でした。短編ミステリーのスペシャリストで350篇の短編があり、邦訳も120編あるらしい。どうして今まで彼を知らなかったのか…。 本書の中でも気に入ったのが、4編収録されているカーデュラのシリーズ。 カーデュラはちょっと変わった私立探偵で、営業時間は午後8時から午前4時まで。ものすごい怪力の持ち主で、銃で撃たれても弾を跳ね返してしまうし、頭も良く機転もきく。どこへだってしのびこめるし、尾行も得意。が、探偵事務所はあまり繁盛しておらず、かなり生活が苦しいらしい。 出身はヨーロッパ某国の伯爵家。 読み始めてすぐに彼の正体がわかるが、本書ではいっさいかれの正体について明言しない。それがなんともユーモラスな雰囲気を出している。 宿敵、ヴァン・イェルシングとの死闘を書いた「カーデュラの襲撃」には笑った。 読み終えるのが惜しくて少しずつ読み進めていたつもりだが、2日間で読了。 今週末は新しくできる大型の本屋さんで彼を探してみよう。 2006年3月23日

Posted by ブクログ

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