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墨染の鎧(下)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2009/08/28 |
JAN | 9784163284002 |
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商品レビュー
3.8
10件のお客様レビュー
歴史小説をこれだけ読んでいても初めて深く立ち入る作品もある。安国寺恵瓊、外交僧として毛利家につかえていたが野望?のために秀吉と懇意にする。防諜戦の中で毛利家が光秀謀反を本当に気が付かなかったのだろうか?恵瓊が止めたという説は一般的だが、ただ単に毛利自体がうまく世渡りをしたのではな...
歴史小説をこれだけ読んでいても初めて深く立ち入る作品もある。安国寺恵瓊、外交僧として毛利家につかえていたが野望?のために秀吉と懇意にする。防諜戦の中で毛利家が光秀謀反を本当に気が付かなかったのだろうか?恵瓊が止めたという説は一般的だが、ただ単に毛利自体がうまく世渡りをしたのではないかと思う。 「墨染の鎧」 火坂先生の作品なだけあり、入門編には最適ではあるが謎は深まる一方で探求という言葉が付いて回る。秀吉が天下を取る際に一番重要だったのは小牧・長久手?賤ヶ岳?やはり山崎の戦?でもなく、やはり高松城での戦いだったのだと思う。 あくまでも推測の域は抜けずに安国寺恵瓊という外交僧の闇は深まるばかりだが、この人物を掘り下げる人が少ない。やはり歴史の謎というか闇の部分は面白い!
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戦国のあらゆる場面に登場し、最後は関ヶ原に敗れ、その生涯をとじる。毛利家のために奔走し結局は味方のはずの吉川広家、小早川秀秋の裏切りに合う…何か石田三成と境遇が似ているし、共感することもあったんだろう。今回は毛利家だったが、よく知る歴史も違う視点で見ると面白いものです。火坂雅志作...
戦国のあらゆる場面に登場し、最後は関ヶ原に敗れ、その生涯をとじる。毛利家のために奔走し結局は味方のはずの吉川広家、小早川秀秋の裏切りに合う…何か石田三成と境遇が似ているし、共感することもあったんだろう。今回は毛利家だったが、よく知る歴史も違う視点で見ると面白いものです。火坂雅志作品…面白いです。
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僧侶のまま大名にまで登りつめた安国寺恵瓊が主人公です。 この本では、安国寺恵瓊が東福寺で修行している時期から関ヶ原の戦いに破れ処刑されるまでが描かれています。 元々、何で僧侶が大名にと思っていましたが、この本を読み、武将が僧侶をやっていただけなのかなと思いました。 毛利元就...
僧侶のまま大名にまで登りつめた安国寺恵瓊が主人公です。 この本では、安国寺恵瓊が東福寺で修行している時期から関ヶ原の戦いに破れ処刑されるまでが描かれています。 元々、何で僧侶が大名にと思っていましたが、この本を読み、武将が僧侶をやっていただけなのかなと思いました。 毛利元就の遺言にもある通り、毛利家は非常に保守的な一族だと思いますが、元就自身もそれを危惧していたようです。 そのため、あえて毒を入れることで、活性化を図ったとのことですが、とんでもない猛毒でしたね。秀吉への立ち回りはよかったですが、関ヶ原の戦いのミスで、あやうく毛利家断絶となるところでしたし。 ↓ ブログも書いています。 http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-91d6.html
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