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墨染の鎧(上)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2009/08/28 |
JAN | 9784163283906 |
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商品レビュー
3.7
10件のお客様レビュー
歴史小説をこれだけ読んでいても初めて深く立ち入る作品もある。安国寺恵瓊、外交僧として毛利家につかえていたが野望?のために秀吉と懇意にする。防諜戦の中で毛利家が光秀謀反を本当に気が付かなかったのだろうか?恵瓊が止めたという説は一般的だが、ただ単に毛利自体がうまく世渡りをしたのではな...
歴史小説をこれだけ読んでいても初めて深く立ち入る作品もある。安国寺恵瓊、外交僧として毛利家につかえていたが野望?のために秀吉と懇意にする。防諜戦の中で毛利家が光秀謀反を本当に気が付かなかったのだろうか?恵瓊が止めたという説は一般的だが、ただ単に毛利自体がうまく世渡りをしたのではないかと思う。 「墨染の鎧」 火坂先生の作品なだけあり、入門編には最適ではあるが謎は深まる一方で探求という言葉が付いて回る。秀吉が天下を取る際に一番重要だったのは小牧・長久手?賤ヶ岳?やはり山崎の戦?でもなく、やはり高松城での戦いだったのだと思う。 あくまでも推測の域は抜けずに安国寺恵瓊という外交僧の闇は深まるばかりだが、この人物を掘り下げる人が少ない。やはり歴史の謎というか闇の部分は面白い!
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安国寺恵瓊…大河ドラマ『軍師官兵衛』にも出てたので、以前から少し気になっていた。元々は安芸武田氏の出だったんですね。そこから、毛利の使僧になり戦国時代に頭角を現していくけど、いよいよ下巻…毛利攻め、官兵衛も登場します。
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僧侶のまま大名にまで登りつめた安国寺恵瓊が主人公です。 この本では、安国寺恵瓊が東福寺で修行している時期から関ヶ原の戦いに破れ処刑されるまでが描かれています。 元々、何で僧侶が大名にと思っていましたが、この本を読み、武将が僧侶をやっていただけなのかなと思いました。 毛利元就...
僧侶のまま大名にまで登りつめた安国寺恵瓊が主人公です。 この本では、安国寺恵瓊が東福寺で修行している時期から関ヶ原の戦いに破れ処刑されるまでが描かれています。 元々、何で僧侶が大名にと思っていましたが、この本を読み、武将が僧侶をやっていただけなのかなと思いました。 毛利元就の遺言にもある通り、毛利家は非常に保守的な一族だと思いますが、元就自身もそれを危惧していたようです。 そのため、あえて毒を入れることで、活性化を図ったとのことですが、とんでもない猛毒でしたね。秀吉への立ち回りはよかったですが、関ヶ原の戦いのミスで、あやうく毛利家断絶となるところでしたし。 ↓ ブログも書いています。 http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-91d6.html
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