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四十日と四十夜のメルヘン 新潮文庫
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四十日と四十夜のメルヘン 新潮文庫

青木淳悟【著】

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四十日と四十夜のメルヘン 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2009/08/28
JAN 9784101282718

四十日と四十夜のメルヘン

¥220

商品レビュー

3

17件のお客様レビュー

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2019/11/19

なんとなく再読したくなって再購入……。 表題作の方しか読んでいませんけれども(もう一つの短編はあまり面白く感じられなく中途挫折…)、こういったどこへたどり着くのか分からないような小説もイイと思います! ただ好みが分かれるかとは思いますけれどもね…斬新だけれども、従来の小説、のよ...

なんとなく再読したくなって再購入……。 表題作の方しか読んでいませんけれども(もう一つの短編はあまり面白く感じられなく中途挫折…)、こういったどこへたどり着くのか分からないような小説もイイと思います! ただ好みが分かれるかとは思いますけれどもね…斬新だけれども、従来の小説、のような小説が好きな方には受け入れられない作品なんじゃないかと思います…。 ヽ(・ω・)/ズコー えーと、物語のあらすじは…まあ…amazonとかで確認してください! ともかく僕はこういった日記形式とでも言うのかな、自分の行動を記録するみたいな小説が割と好きなんですなぁ…。それは自分もまた、ノートに手書きで日記をつけているからかもしれません…何となくシンパシーを覚える、みたいな…。 さようなら…。 ヽ(・ω・)/ズコー

Posted by ブクログ

2019/09/25

数々の賞を受賞しているようだが、一読した印象だとアプローチのポストモダン性が評価されたものなのかな、と感じた。若い著者のデビュー作なのでまだ巧さは感じられないが、評価の妥当性についてはその後の作品を読めば明らかになっていくのだろう。

Posted by ブクログ

2018/09/28

チラシに埋もれた生活。チラシが配りきれず古ぼけた部屋に押し込めた色彩と商業宣伝の氾濫、スーパーの5円10円を見比べる一人暮らしの寂しさ、現実逃避のフランス語会話学校、現実的だけれども文脈が読み取れず、切り取られた写真の数片を見るようだった。 教授の翻訳していた散逸した修道院の記録...

チラシに埋もれた生活。チラシが配りきれず古ぼけた部屋に押し込めた色彩と商業宣伝の氾濫、スーパーの5円10円を見比べる一人暮らしの寂しさ、現実逃避のフランス語会話学校、現実的だけれども文脈が読み取れず、切り取られた写真の数片を見るようだった。 教授の翻訳していた散逸した修道院の記録では、7年間の記録が曜日によってしか識別できず七日に集約されてしまったように、主人公の7月4日は、現実の7月4日でもあるし虚構世界であった7月4日かもしれないし空想の中の7月4日なのかもしれないが、そんなものを区別するのも無意味なのかもしれない。 あとがきによると、書き直された文庫版と受賞作品はだいぶ違うらしく、原文()の方も読んでみたいものです。 こんな感じの「分からない」本なんて、いくらでもあると思うんだけど、この本だけ取り立てて「難解」「意味不明」のレビューが並ぶのは、最初の方が楽しくてわかりやすい顔のくせに急変して、って事なんでしょうか。 2つ目は、空想の湖のほとりにおける、伝説創世記と、架空の現代史。地図と領土のような現実離れしたリアリティ。でも意味はよくわからんかった。

Posted by ブクログ

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