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アフリカ史 新版 世界各国史10
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 山川出版社 |
発売年月日 | 2009/08/25 |
JAN | 9784634414006 |
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アフリカ史
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
サハラ以南のアフリカの歴史を扱った一冊。世界各国史シリーズとしては異色の内容である。通史にはなっていないのだ。20世紀以降の歴史は扱われない。また54か国もあり、植民地時代に人為的に国境が引かれた地域でもあるので、シリーズの他の本のように一国一国を個別に扱う体裁ではない。大まかな...
サハラ以南のアフリカの歴史を扱った一冊。世界各国史シリーズとしては異色の内容である。通史にはなっていないのだ。20世紀以降の歴史は扱われない。また54か国もあり、植民地時代に人為的に国境が引かれた地域でもあるので、シリーズの他の本のように一国一国を個別に扱う体裁ではない。大まかな地域ごとの記述である。その地域の歴史を述べた後で、「世界史の中のアフリカ」と題して人類の誕生・進化やアフリカ分割の歴史を述べる。最後は座談会形式で様々なテーマが論じられている。独立・独立以後の歴史の記述がきわめて手薄なのは残念。
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[ 内容 ] アフリカを六地域に分けて、先史から近代までの歴史をまとめた「地域の歴史」、三つの大きな時代区分によって、アフリカ史の全体を世界史の視野で位置づけた「世界史のなかのアフリカ」、現代から未来へ向かうアフリカの諸問題を、「国民国家」を切り口に論じた「国民国家と政治社会の未来」の3部構成。 [ 目次 ] アフリカ史の困難、そして意義 1 地域の歴史(東・北東アフリカ;東アフリカ沿岸部・スワヒリの世界;マダガスカルとインド洋西域島嶼世界;西アフリカ;バントゥ・アフリカ;南部アフリカ―コイサン、バントゥ、ヨーロッパ人) 2 世界史のなかのアフリカ(人類揺籃の地アフリカ;十八世紀フランスの奴隷貿易;「アフリカ分割」の時代) 3 国民国家と政治社会の未来(地域からみた政治社会;「国民」「国家」「歴史」をめぐって) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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アフリカ全地域の歴史を網羅しようとする大著。各地域を章別して、それぞれの地域に強い専門家に執筆担当させている。編集は言語学の権威、川田順造。 でももっとも面白かったのは、最後の座談会の議事録。印象のある言葉、認識が多かった。 国民国家の定義(ナシオン、と、エタ)、それに当てはまらないアフリカの国家群、世界中の国家が直面している国民国家の枠組みの崩壊の流れ、等。 セネガルのAbdou Dioufが80年代に構造調整を受けざるを得なくなった時にヨーロッパ諸国に向けて発した言葉が印象的。 「我々はエタは引き継いだが、ナシオンは引き継いでいない。あなたたちもそうだっただろう。」
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