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司法官僚 裁判所の権力者たち 岩波新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2009/08/22 |
JAN | 9784004312000 |
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司法官僚
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商品レビュー
3.2
11件のお客様レビュー
資料を引用して一般人には調べられないような裁判所内人事や組織内部の事情を知ることができる本。ただ、同じことを違う角度から何度も書いている部分が散見され全体的には内容が薄いような印象を受けてしまった。
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日本の司法の消極性をもたらしている要因として、裁判官でありながら、裁判官の人事や予算など司法行政を担当する最高裁判所事務総局の「司法官僚」に焦点を当て、その実態を明らかにするとともに、市民のための裁判所となるための司法行政改革について提言している。 司法官僚という存在への着目は非...
日本の司法の消極性をもたらしている要因として、裁判官でありながら、裁判官の人事や予算など司法行政を担当する最高裁判所事務総局の「司法官僚」に焦点を当て、その実態を明らかにするとともに、市民のための裁判所となるための司法行政改革について提言している。 司法官僚という存在への着目は非常に興味深く、最高裁事務総局幹部のキャリアパスの分析などは良く調べられていると感心した。 しかし、著者には権力=悪、市民=善というようなバイアスが感じられ、本書の主張には少し疑問も感じた。本当に、司法官僚による「支配」の実態はあるのだろうか。人事権限は確かに絶大だとは思うが、それはどこの組織でも同じで、特に司法だけ特筆すべきことだとは思えない。また、司法官僚が司法の消極性をもたらしているという主張は、多分に著者の憶測が混じっていると感じた。 著者の提言については、裁判所情報公開法の制定などはどんどんやるべきだと思ったが、裁判官人事システムの改革など、他の多くの提言については、市民を入れた合議制の機関に任せればうまくいくというような市民への幻想が感じられて、あまり共感を覚えなかった。
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裁判所を行政機構の視点から切り込み、問題点を浮き彫りにした。司法制度の中では、裁判官を批判できるのは裁判官だけ、とも言われる。視点を変えることで説得力が生まれた。
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