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銃口(上) 角川文庫
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銃口(上) 角川文庫

三浦綾子【著】

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銃口(上) 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2009/08/24
JAN 9784041437254

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商品レビュー

4.4

13件のお客様レビュー

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2025/10/05

#読了 #三浦綾子 昭和初期、まさに戦争前夜の生活を一人の少年の成長を通じて知ることができる。小中学生時代と青年になっても純でまっすぐな微笑ましいエピソード。そのギャップが、すぐそばにある思想弾圧、言論統制の怖さを際立たせる。ただ周りの大人もそれが正しいと教えられてきたからで、...

#読了 #三浦綾子 昭和初期、まさに戦争前夜の生活を一人の少年の成長を通じて知ることができる。小中学生時代と青年になっても純でまっすぐな微笑ましいエピソード。そのギャップが、すぐそばにある思想弾圧、言論統制の怖さを際立たせる。ただ周りの大人もそれが正しいと教えられてきたからで、教育の大切さを痛感。今じゃありえないと思いつつ、今のネット社会には少し似通った空気を感じる。文面に踊らされずちゃんと調べられ、判断される世の中であって欲しいな。 上巻終盤、章タイトルの通り徐々に忍び寄り、ここから怒涛の展開に。傑作と言われるのに納得。 (上から目線ですみません)

Posted by ブクログ

2023/11/11

80年以上も前の事件、それに巻き込まれる羽目に陥った人物という題材を軸とした物語で、30年も以前に発表された小説ではある。が、そういう「何十年前」という変な旧さは微塵も無い。現在の時点でも考えさせられる内容を大いに含む小説だ。 美瑛を訪ねた際に、十勝岳噴火の災害に纏わる話題として...

80年以上も前の事件、それに巻き込まれる羽目に陥った人物という題材を軸とした物語で、30年も以前に発表された小説ではある。が、そういう「何十年前」という変な旧さは微塵も無い。現在の時点でも考えさせられる内容を大いに含む小説だ。 美瑛を訪ねた際に、十勝岳噴火の災害に纏わる話題として小説『泥流地帯』が知られているということを何度も聞いていて、思い切って入手して読んでみた。実質的な上下巻ながら、別作品扱いである『続 泥流地帯』と併せて読み、これが非常に好かったので「同じ作者の別な作品」と三浦綾子作品を何作か続けて読んでみた。何れも、新聞や雑誌の連載で初登場、そして単行本が初めて登場という時期が半世紀やそれ以上も前という作品だった。 三浦綾子は『氷点』でのデビュー以降、概ね35年間の作家活動という経過が在る。その活動の後期というような頃には、少し体調も好くなかったということだが、1990年代にも深い問題意識で幾つもの作品を発表している。その1990年代の作品と言っても、既に30年程度も以前ではあるが。 本作は少年時代に小学校の教員を志すようになり、その道へ進んだという北森竜太という青年が主人公だ。作中の殆どの部分がこの北森竜太の目線で綴られている。 上巻は北森竜太の少年時代、長じて教員となり、教員としての活動に励みながら、同じく教員となった子ども時代からの馴染である女性と幸せな家庭を築くことを夢見るようになって行くという展開である。昭和に元号が改まったような頃から、昭和17年頃迄の経過となる。 この竜太の来し方が描かれている旭川での場面だが、昭和の初め頃の雰囲気が活写されていて凄く読ませる感じだ。そして教員となって赴任するのは空知管内の炭鉱町である。この炭鉱町の雰囲気が、何か凄くリアルに伝わる感じだ。 そして教員としての活動に関することだが、「あの時代の学校?」という様子が非常に詳しく描かれる。そして熱心に授業に取組む竜太達の様子も凄く引き込まれるモノが在る。

Posted by ブクログ

2022/02/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前半は素晴らしい教師との出会い。教師になることの素晴らしさを知り、教師になって婚約者もでき、ハッピーな予感、という感じ。 後半は戦争真っ只中の中、人々が亡くなる様子が書かれていて戦争なんて2度と繰り返して欲しくないなと思った。 戦争って人も物も感情も何もかもを奪っていき、残るものんて無いんだよな。 自分がどんな状況に置かれても、自分の信念だけは貫き、大切な人を守れる自分でいようと強く思った。 すごーーーーく読み応えのある素晴らしい本でした。

Posted by ブクログ