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殿さまの日 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 1983/10/15 |
| JAN | 9784101098296 |
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殿さまの日
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商品レビュー
3.9
10件のお客様レビュー
殿様は、優雅に見えて…
殿様は、優雅に見えて、気苦労が多い。そんな話。
文庫OFF
江戸から離れたとある藩で、藩主の父親が亡くなったために藩主となった青年が、伝統に基づいて嫁を取り、参勤交代し、藩中にある借金などの問題を考える。大したことがない問題と思っていたものも、実は2代前からの積み残しであったり、思いつきで変えようとしたことは、実は先代の検討済みであったり...
江戸から離れたとある藩で、藩主の父親が亡くなったために藩主となった青年が、伝統に基づいて嫁を取り、参勤交代し、藩中にある借金などの問題を考える。大したことがない問題と思っていたものも、実は2代前からの積み残しであったり、思いつきで変えようとしたことは、実は先代の検討済みであったりと、簡単ではないことに気がつく。 中学時代から、手にとっては戻しを繰り返して読んでこなかった1冊。時代小説が苦手だったことと、冒頭の表題作が、どうもだらだらと要領を得ないし、会話がないので進まない印象があったからだろうと思う。 腰を落ち着けて読んでみると、表題作はいわゆる日常もので、色々やるけど実はすでにやられてるのよね、であるとか、国の要求するものをやっていくとコストがばかにならないんよね、しがらみもめんどくさいよね、という、現代社会風刺である。 2~4作目は、忠臣蔵を別視点でパロディにした話。ありえない話なのか、一部史実だったのかわからないが、1970年代の忠臣蔵ブームに便乗したものであろう。 後半は、主に当時の医学や占いをネタにした、星新一らしいショートショートの時代劇版。30ページ前後で最後に落とすというもので、こちらが前半にあったら中学時代も読めただろうなと思う。 江戸時代(特に綱吉時代)において、人物は恐らく架空で、出来事や時代背景を絡めてネタにするという作風。感染症および治療法などは概念すらないというあたりは、きちんと描かれており、やはり今の作家とはちょっと違うなと感じる。 読みにくいなと思ったら、後半の作品から読めばよろしい。
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文庫版しか登録がないようだが、私が読んだのは1972年発行のソフトカバー版。「殿さまの日」「ねずみ小僧次郎吉」「江戸から来た男」「かたきの首」「元禄お犬さわぎ」「藩医三代記」「紙の城」の7編。殿さまの回想で、何も起こらない短編「殿さまの日」が一番面白い。あとは偽物が刑死するのに自...
文庫版しか登録がないようだが、私が読んだのは1972年発行のソフトカバー版。「殿さまの日」「ねずみ小僧次郎吉」「江戸から来た男」「かたきの首」「元禄お犬さわぎ」「藩医三代記」「紙の城」の7編。殿さまの回想で、何も起こらない短編「殿さまの日」が一番面白い。あとは偽物が刑死するのに自分の人気を利用されたと感じて罵る、ねずみ小僧。藩医の二代目がうまくやり三代目が没落する「藩医三代記」。ちょっとした差なんですけどね。他も皮肉な目線が星さんらしく面白かった。 2020/05/28 1983/10発行の新潮文庫で再読。「殿さまの日」「ねずみ小僧次郎吉」「江戸から来た男」「薬草の栽培法」「元禄お犬さわぎ」「ああ吉良家の忠臣」「かたきの首」「厄よけ吉兵衛」「島からの三人」「道中すごろく」「藩医三代記」「神の城」の12編 「薬草の栽培法」「ああ吉良家の忠臣」「厄よけ吉兵衛」「島からの三人」「道中すごろく」の5編が前回なかったもの。「薬草の栽培法」と「ああ吉良家の忠臣」が忠臣蔵に材をとったもの。いずれも短編集でショートショート風ではないが、「道中すごろく」のオチが一番ショートショート風かな。
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